ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は21日(日本時間22日)、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に「2番DH・投手」でスタメン出場。
6回1/3を投げ6安打9奪三振5失点と苦戦するも、打線の援護もあり、今季8勝目の権利を持ってマウンドを降りた。打ってはここまで1打数ノーヒット3四球。出塁でチーム大量得点のきっかけを作っている。
◆【実際の映像】大谷翔平、4被弾も5回までに7奪三振と力投 8勝目と36号アーチなるか
■味方援護で7月初白星なるか
大谷今季19試合目の登板は、得意の本拠地マウンドへ。6月27日(同28日)のシカゴ・ホワイトソックス戦で右手中指のツメを痛め、以降結果は今ひとつ。直近2登板では計10失点と振るわず、この日も課題を残す一戦とはなったが、久々の力強い投球で9奪三振をマークした。
大谷は、3回までに初回先頭含む5つの三振を奪うなど上々の立ち上がり。ところが、4回にパイレーツ主砲のチェ・ジマンとヘンリー・デービスに連続本塁打を浴びて先制を許すと、5回には甘く入ったカットボールで2ランを被弾。さらには、6回にもデービスに一発を喫して計5失点。7回途中で降板した。
この日最速は100.0マイル(およそ161キロ)。6回1/3を投げ87球(ストライク60球)、6安打2四死球9奪三振5失点。防御率3.71としている。打っては、ここまで1打数でヒットなしも3四球で出塁。
試合は、中盤にエンゼルス打線が爆発し大量得点。現在8回裏が終了し8-5でリードしている。
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文●SPREAD編集部