ロサンゼルス・エンゼルスは23日(日本時間24日)、大谷翔平が右ひじ内側側副靭帯(UCL)損傷のため、今季の残り試合に登板しないことを発表。翌24日(25日)、米メディアは打者として出場を続けると報道した。
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■「関係者が認めた」と米記者
当日、球団側は「今後のプランや詳細はわからない」としていたが、一夜明け続報が届いた。
米スポーツ専門局『ESPN』のアルデン・ゴンサレス記者は自身のX(旧Twitter)で「オオタニはニューヨークに帯同し、今後の方向性が決まるまでは打者として出場を続けるようだ」と発信。
続けて地元紙『オレンジカウンティ・レジスター』のジェフ・フレッチャー記者は自身のXで「ゴンサレス記者が報じたように、オオタニは治療の選択肢を模索しながらDHで出場し続けると、関係者が認めた」と同調した。
大谷は現在、44本塁打でア・リーグ2位のルイス・ロベルトJr.(シカゴ・ホワイトソックス)に11本差で独走、打率.304と91打点はリーグ3位と打撃三冠が射程に入る。エンゼルスは25日(同26日)から敵地でのニューヨーク・メッツ3連戦を控えており、大谷が出場するか動向が注目される。
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文●SPREAD編集部