MLB公式は30日(日本時間12月1日)、今季もっとも活躍した指名打者(DH)に贈られる「エドガー・マルティネス賞」を発表。ロサンゼルス・エンゼルスからFAとなった、大谷翔平投手が3年連続3度目の受賞を果たした。
■DH部門では打撃タイトル独占状態に
「エドガー・マルティネス賞」は、ア・リーグがDH制度を導入した1973年に創設。担当記者、放送関係者、球団広報担当者の投票で決定される。かつては「最優秀指名打者賞」と呼ばれていたが、2004年9月、同賞に5度輝いたシアトル・マリナーズの名選手エドガー・マルティネス氏の引退を称えて名称を変更した。
大谷は今季、レギュラーシーズン135試合(DHとしては134試合)に出場。打率.304、44本塁打、95打点、20盗塁、OPS1.066。日本選手初の本塁打王を獲得した。指名打者部門では、打率、本塁打、四球、盗塁、出塁率、長打率でいずれもメジャートップを記録。打点でも3位につけるなど、他の選手を圧倒し、堂々の3年連続3度目の栄誉に輝いた。
受賞ラッシュが続いた今オフだが、あとは「オールMLBチーム」と「ハンク・アーロン賞」を残すのみ。全ての発表が終わるころには、新たな移籍先も決定しているだろうか。
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(H.Ariga/SPREAD編集部)