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【MLB】2023年「賞タイム」 大谷翔平の今シーズン受賞タイトル

 

【MLB】2023年「賞タイム」 大谷翔平の今シーズン受賞タイトル
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平(C)Getty Images

大谷翔平は今季、打率.304、44本塁打、95打点で自身初の本塁打王を獲得。日本選手ではイチロー以来となる打率3割を達成するなど、力強さに加え、確実性も年々進化を遂げている。

投手としては、23試合に先発し10勝5敗、防御率3.14。132イニングを投げ、167奪三振を記録した。右肘靭帯損傷で来季の登板は見込めないものの、WBCから圧倒的なパフォーマンスを続け、世界中のファンを魅了した。

ここでは、今季大谷が受賞した数々のタイトルを紹介する。

◆【大谷翔平】最新ニュース・コラム一覧

■大谷翔平の受賞タイトル一覧

10月4日
米専門誌『Baseball Digest』
最優秀選手・野手部門2位

エンゼルスで監督を務めたジョー・マドン氏や記者ら23人の投票で決定。史上初「40本塁打、70盗塁」を達成し、アトランタ・ブレーブスの6年連続地区優勝に貢献したロナルド・アクーニャJr.が13人から1位票を集め、計57点だった。大谷は1位票が9、2位票が8などで48点。投手部門のMVPはゲリット・コール(ニューヨーク・ヤンキース)が受賞し、大谷は4位。

10月27日
米メディア『Sporting News』
年間最優秀選手賞・2位

1936年から行われている“名門アワード”で、選手間投票で選出。こちらもブレーブスのアクーニャJr.が初受賞。「パワーとスピードの限界を見せつけた。本当に信じられない活躍だった」と称賛を集め、376選手が投票し242票を獲得。大谷は44票で2位に。

11月3日
メジャーリーグ選手会選出
ア・リーグ最優秀野手

メジャーリーグ選手会による今季の優秀選手賞で、選手間投票によって決定される。大谷は「ア・リーグ最優秀野手」に。「両リーグ年間最優秀選手」はブレーブスのアクーニャJr.が受賞。大谷は2年ぶりの選出ならず。

11月10日
シルバースラッガー賞
ア・リーグ指名打者部門

ポジションごとの最も優れたバッターに贈られる「打撃のベストナイン」。大谷はヨルダン・アルバレス(ヒューストン・アストロズ)とともに指名打者部門の最終候補に残ったのち、2年ぶり2度目の受賞を果たした。複数回受賞は3度受賞したイチロー以来、日本選手2人目。

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11月14日
正力松太郎賞
特別賞

日本プロ野球の発展に大きく貢献した人物に贈られる。大谷は2年ぶり2度目の特別賞を受賞。「今シーズンの成績と、WBCの優勝も評価いただき、2年ぶり2度目の正力松太郎賞の特別賞を受賞できて光栄です。また前回受賞時と同様にファイターズと日本代表でご一緒した栗山監督と受賞できたのも、嬉しく思います。来シーズンも引き続き応援をよろしくお願いします」とコメント。

11月16日
サイ・ヤング賞 選外

メジャーリーグ歴代最多の通算511勝をあげたサイ・ヤングをたたえて、レギュラーシーズンで最も活躍した投手に贈られる賞。全米野球記者協会に所属する記者30人が1位から5位までを投票する。右ひじ靭帯損傷で23試合の登板に留まった大谷はア・リーグの最終候補に入らず得票もなし。千賀滉大がナ・リーグ部門で7位に。

11月17日
メジャーリーグ年間最優秀選手
ア・リーグ年間最優秀選手・満票

公式の年間最優秀選手賞(MVP)。ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれから選出。全米野球記者協会(BBWAA)に所属する記者の投票で決定される。大谷は2021年以来となる自身2度目の受賞。満票での選出2度は史上初の快挙。ナ・リーグはアトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が同じく満票選出。

12月1日
最優秀指名打者(エドガー・マルティネス賞)

大谷が3年連続3度目の受賞。ア・リーグがDH制度を導入した1973年に創設。担当記者、放送関係者、球団広報担当者の投票で決定される。かつては「最優秀指名打者賞」と呼ばれていたが、2004年9月、同賞に5度輝いたシアトル・マリナーズの名選手エドガー・マルティネスの引退を称えて名称を変更。

12月17日
オールMLB・ファーストチーム
先発投手/指名打者部門

2019年に新設された公式アワードで、両リーグの区別なく「ファーストチーム」と「セカンドチーム」が選出される今季のオールスターメンバー。大谷は、先発と指名打者の2部門でファーストチームに選出。

12月17日
ハンク・アーロン賞
ア・リーグ部門

今季最も活躍した打者に贈られる賞。当時歴代1位の通算755本塁打を記録したハンク・アーロン氏の功績を称え、1999年に創設。本塁打、安打数、打率、打点など総合的な攻撃力を評価基準とし、殿堂入り選手8名による選考委員会とファン投票の結果で両リーグから選ばれる。ア・リーグでは大谷が選出され、日本選手初受賞。ナ・リーグからはブレーブスのロナルド・アクーニャJr.が選ばれた。

※表彰日時はすべて日本時間

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◆【2023年】大谷翔平 全ホームラン集

◆“二刀流”大谷翔平 2023年シーズン 打者成績(全打席・全ホームラン)/投手成績(全登板)

◆【2023年シーズン】大谷翔平・投手成績(全登板)

文・SPREAD編集部