英プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は2022-23シーズン、日本人最多記録を更新する7ゴールを挙げチームのヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に貢献。迎えた今季もここまで16試合に出場し3得点5アシストと主力としてけん引し、今やプレミアリーグでも最高クラスのウインガーとして評価を高めている。
◆【実際の映像】三笘薫の「継続的な進化は恐ろしい」英紙絶賛のウルブス戦で決めた圧巻ドリブルゴール
■大学時代の卒業論文に言及
英紙『ガーディアン』は「世界最高のサッカー選手100人」と題した記事を掲載。100位から30人が発表されているランキングで三笘は71位にランクインしている。
記事では「カオル・ミトマが26歳であることに驚きをもつ人もいるかもしれない」と三笘のキャリアに注目し、「プロ契約を断って筑波大学で学び、ドリブルに関する論文を執筆した」と大学時代の卒業論文に言及。
そのなかで、「チームメートや対戦相手にカメラを取り付け、体の位置や選手の重心を図るなか、優れた選手はボールではなく、目の前を見ることを学んだ。 研究の末、ミトマは持ち味のドリブルの威力が2倍になったと結論づけた」とドリブラーとしての礎が大学時代に形成されたと分析している。
『ガーディアン』は今回ランキング入りした三笘の飛躍について、「昨季のロベルト・デ・ゼルビの元での継続的な進化は恐ろしいものだった」とし、「ミトマは現在ヨーロッパで最も優れたドリブラーのひとり。今季のウルブス戦でのランニングとフィニッシュでそれが証明された」と、今季プレミアリーグで月間最優秀ゴールを受賞したウルヴァーハンプトン戦(第2節)のゴールにも触れている。
着実にステップを踏み、欧州でもトップクラスのウインガーへの階段を登り始めた三笘。日本人未踏の高みへ歩を進める日本代表のさらなるキャリアアップには注目が集まる。
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(Y.imoto/SPREAD編集部)