【MLB】山本由伸「新人最多奪三振記録」更新なるか、公式が“今季破って欲しい記録”の候補に選出

 

【MLB】山本由伸「新人最多奪三振記録」更新なるか、公式が“今季破って欲しい記録”の候補に選出
ドジャースに入団した山本由伸(C)Getty Images

MLB公式は4日(日本時間5日)「2024年に破ってほしい記録」と題した記事を掲載。ドジャースへ入団した山本由伸投手の「新人シーズン最多奪三振記録」更新に期待を寄せた。

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■求められる圧倒的なパフォーマンス

山本は昨季、オリックス・バファローズで23試合に先発。164回を投げ169奪三振、16勝6敗、防御率1.21。勝率7割2分7厘で、最多勝、最優秀防御率、最高勝率、最多奪三振を記録。3年連続で先発投手の主要タイトル4冠を獲得する史上初の快挙を達成した。

メジャーリーグの「新人シーズン最多奪三振記録」は、1984年にドワイト・グッデン投手が弱冠19歳で残した「276個」。以降、新人でシーズン200奪三振を達成したのは、野茂英雄投手(95年/236奪三振)、ケリー・ウッド投手(98年/233奪三振)、ダルビッシュ有投手(12年/221奪三振)、スペンサー・ストライダー投手(22年/202奪三振)、千賀滉大投手(23年/202奪三振)のわずか5人のみ。

記事では「山本は、グッデンと同じ力強い速球と特徴的なレインボーカーブを持つ。グッデン以降に200奪三振を記録した新人5人のうち3人は、プロ野球からMLBに移籍した全盛期のエース。山本は(昨年達成した)千賀よりも実力が上だ。山本がグッデンの記録に迫れば、ダルビッシュが持つ日本人投手のシーズン最多奪三振記録276個を塗りかえる可能性も出てくる」と大きな期待を寄せている。

山本には千賀の記録を70個以上も上回る圧倒的なパフォーマンスが求められるが、日本のエースに対する期待は天井知らずのようだ。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)