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【MLB】「長打は自分の持ち味」大谷翔平、141メートルの“特大逆方向弾”について「状態が良い証拠」と明かす

ドジャース・大谷翔平
ドジャース・大谷翔平(C)Getty Images

ドジャース大谷翔平投手が5日(日本時間6日)、本拠地でのブレーブス戦に「2番DH」で先発出場し、今季初の1試合2本塁打を含む4打数4安打3打点と大暴れした。リーグトップタイとなる10号に到達し、打率も.364に上昇。試合はドジャースが5-1で勝利し、強豪ブレーブスを相手にスイープを達成した。

◆【実際の映像】左打者なのに信じられない着弾点……圧巻飛距離に本拠地ファンも熱狂した大谷翔平の10号HRシーン

■今季最長、キャリア3番目の飛距離

第1打席で9号の先制2ランを放った大谷。続く第2打席は左前打、第3打席も中前打と快音を連発した。そして、8回の第4打席では10号ソロをマーク。この一発は、飛距離464フィート(約141メートル)を計測。これは今季自己最長で、キャリアでも3番目となる特大弾となった。

今回のブレーブス3連戦で、大谷は3本塁打を含めて12打数8安打と大暴れ。米記者から好調の要因について問われると「バッティング自体の状態も良いですし、ディフェンスも含めて試合運び自体が全体として素晴らしいので、自分も良いリズムで打席に入っていけるのかなと思います」とした。

さらに、逆方向への本塁打について「状態が良い証拠」と認めた上で、「あそこにホームランが打てるっていう自信があれば、もっと他の球種に対してのアプローチも自信を持っていけるんじゃないかなと思うので、良いサインかなと思います」と話した。

■ブレーブス封じた投手陣を称える

この日464フィートを計測した10号は、2023年の493フィート(約150メートル)、21年の470フィート(約143メートル)に次ぐキャリア3番目の飛距離。また、今季の全本塁打の中ではマイク・トラウト外野手(エンゼルス)が記録した473フィート(約144メートル)に次ぐ2番目の数字となった。

「460フィートを飛ばせる選手はなかなかいないが……」と問われた大谷は「長打が(自分の)持ち味だと思っているので、そこを極力試合の中で表現できたらいいなと思いますし、チームのバランスとして、やはり長打をあそこでしっかり打つということも大事なことだと思うので、自信を持ってやっていきたいです」と返答した。

また、「プレーオフに似たような雰囲気だったと思うが、どう感じたか」という質問に対しては「そうですね。(相手は)素晴らしいチームですし、みんな気合いが入っていたと思います。素晴らしい打線を相手に、まず投手陣が素晴らしいピッチングをしたのが印象的でした」と話し、猛打のブレーブス打線を相手に奮闘した自軍投手陣を称えた。

投打がかみ合ったドジャース。ポストシーズンで対戦する可能性のある難敵相手にスイープを達成し、さらなる自信を手にしたようだ。

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