【MLB】ドジャース、アレナド獲得に動くか マンシーの不振で移籍話が再燃 「チームは決断を迫られる」と米メディア

【MLB】ドジャース、アレナド獲得に動くか マンシーの不振で移籍話が再燃 「チームは決断を迫られる」と米メディア
ノーラン・アレナド(C)ロイター

カージナルスノーラン・アレナド内野手の移籍話が再燃している。オフに大きな話題となり、ドジャースをはじめヤンキースレッドソックスなどへのトレードが噂にのぼったが、どれも契約に至らず。しかし、開幕から1カ月が経ち、チーム事情も変化。マックス・マンシー内野手が打撃不振に陥っているドジャースへの移籍が、再び取り沙汰され始めた。『Athlon Sports』など米複数メディアが伝えている。

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■「打撃ならマンシー」の優位性消滅

過去8度のオールスター選出を果たし、本塁打王や打点王にも輝いたアレナド。10年連続でゴールドグラブ賞を受賞した名三塁手だが、若返りを図るカージナルスでは放出候補となっている。

オフにはアストロズから正式オファーが届いたが、本人が拒否して破談。その後も複数球団からの関心が示されたが、すべて契約には至らなかった。

結局、カージナルスで開幕を迎えた今季は打率.267、2本塁打、11打点、OPS.800を記録。13四球を選んでおり、三振はわずかに7となっている(日本時間25日時点)。

順調に滑り出したアレナドだが、ここに来てトレード話が再燃。移籍先候補に挙げられているのがドジャースだ。理由は明確で、同じく三塁を守るマンシーの不振にある。打率.178、OPS.529と低迷。31三振はチーム最多となっているほか、失策も3を数えている(日本時間25日時点)。

オフにドジャースがアレナド獲得を見送った理由として挙げられているのは、「守備はアレナドの方が優れているが、打撃はマンシーの方が良い。だから絶対に必要としているわけでない」というもの。しかし、打撃不振に陥ったことで、その優位性が現在は消滅している。

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■米記者「ド軍に行けるなら大喜び」

米紙『USA TODAY』の敏腕記者ボブ・ナイチンゲール氏は先日、米メディア『ドジャース・ネーション』のYouTube番組に出演。その際、「私はアレナドがいずれトレードされると思っています。もし(マックス)マンシーに何かあって、ロサンゼルスに行けることになったら彼は大喜びするでしょう。地元ですからね。彼はヒューストンに行くチャンスもありましたが、それを断りました。エンゼルスに行くチャンスもありましたが、それも断りました。でも、ドジャースに行けるなら飛び跳ねて喜ぶでしょう」と言及した。

また、『Athlon Sports』は、「ドジャースがシーズン途中に大型移籍を仕掛ける可能性は低いように見えるが、ナ・リーグ西地区で3位に沈んでいる現状を鑑みれば、今後数カ月でいくつかの決断を迫られることになるかもしれない」とした上で、「マンシーが打撃で苦戦しており、メジャーでもワーストバッターのようなスイングを見せていることを考えると、ドジャースが工夫を凝らすシナリオも考えられる」と記し、この先チームが補強に動く可能性を指摘した。

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