ボクシングのスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)は14日、自身のSNSを更新。5月4日(日本時間5日)に米国・ラスベガスでKO勝利を飾ったWBA同級1位のラモン・カルデナス(米国)との試合で、父親の真吾トレーナーに生じた“誤解”を解くべく仲睦まじいLINEのスクリーンショットを公開した。
◆【実際の画像】井上尚弥、父・真吾トレーナーのLINEスクショを公開! 「これは失礼にあたるね」「一応ソーリーとお願いした!」
■弟・拓真と父の“誤解”を払拭「悔やんでました」
尚弥は4日(同5日)にラスベガスでカルデナスと対戦。第8ラウンド45秒でKO勝利を収めたことで世界戦通算23KOで77年ぶりに歴代最多記録を更新した。
この試合のとある動画がSNS上で話題を集めた。試合開始直前、尚弥とカルデナスがリング上で向き合いグローブタッチを交わした後、相手陣営のトレーナーであるジョエル・ディアス氏が真吾さんに握手を求め手を伸ばしたところ、真吾さんはそれに応じずに尚弥のセコンドについた。
この動画を見た一部のファンからは「わざとじゃないよね?」との声が浮上。しかし、その疑問に弟でありWBAバンタム級前王者の拓真が直接返信。「これは気づかなかっただけですね。 試合後、映像を見たらしく家族LINEに失礼な事してしまったと悔やんでました(笑) 通訳さんに、もし会う機会があれば謝ってたと伝えてくださいって連絡したみたいです!」とファンの疑問にアンサーした。
この投稿をリポストするかたちで尚弥も反応。証拠となるLINEのスクリーンショットの画像付きで「こんな会話があったのは内緒だけど笑えるから真吾さんには内緒でお見せする笑」と父の誤解を完全に解いた。
画像によると、父・真吾さんは試合の翌日6日に「わたくし握手を求められたの気づいてなかったんだけど、これは失礼にあたるね」と汗の絵文字付きで送信。拓真の「これは失礼すぎる……笑」のレスには「傷口に塩塗らないで」と落ち込み、「一応ソーリーとお願いした!」と井上の通訳に謝罪の意を伝えてほしいと依頼した旨を共有している。
この投稿を見たファンからは「気が付かなかっただけだとは思ってましたが、連絡までするなんてさすがお父様」「こういうツイート珍しいですね‼︎ありがたいです」「親子仲いいのいいね」などのコメントが寄せられている。
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