【MLB】佐々木朗希、同点の8回から“3イニング回跨ぎ”の完璧パフォーマンス 米記者絶賛の快投「特別という言葉では足りない」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】佐々木朗希、同点の8回から“3イニング回跨ぎ”の完璧パフォーマンス 米記者絶賛の快投「特別という言葉では足りない」
ドジャースの佐々木朗希(C)Getty Images

ドジャース佐々木朗希投手は9日(日本時間10日)、本拠地ドジャースタジアムでのフィリーズ戦に3番手で登板。同点の8回からマウンドに上がり、救援としては初の回跨ぎで3回無安打無四球無失点の圧倒的なパフォーマンスを見せた。

緊迫する終盤で中軸打線を封じ込め、相手打線を完璧に打ち取った好投を地元記者らが称賛した。

◆【全36球ハイライト動画】やはりこの男は格が違う……!佐々木朗希が「最速162キロ」で強力フィリーズ打線をパーフェクト封じ!本拠地熱狂のパフォーマンス!

■最速162キロで3回無安打無失点

地区シリーズ第4戦は、終盤まで両チームの先発が好投。タイラー・グラスノー投手と、クリストファー・サンチェス投手の投げ合いが展開された。ドジャースは両チーム無得点の7回表、守りのミスで先制点を許すも、その裏に押し出しで同点。再び振り出しに戻った8回表から、佐々木がマウンドへ上がった。

佐々木は、先頭のカイル・シュワーバー外野手をフォーシームで右飛に打ち取ると、続くブライス・ハーパー内野手をカットボールで三飛、アレク・ボーム内野手を二ゴロに仕留め、わずか8球で凌いだ。

さらに9回表は、ブランドン・マーシュ外野手を二ゴロ、J.T.リアルミュート捕手をフォーシームで空振り三振、マックス・ケプラー外野手を三飛に。10回表にも続投し、無安打無失点に打ち取る完璧な投球を見せつけた。

■地元記者絶賛のパフォーマンス

この日の佐々木は、3回36球を投げて、無安打無四球無失点2奪三振。36球中26球がストライクで、最速は100.7マイル(約162.0キロ)を計測した。

Advertisement


米メディア『ドジャース・ネーション』のノア・カムラス記者は、「特別という言葉では足りない。完璧な投球だった」と自身のXに投稿。23歳が見せた無限のポテンシャルに賛辞を惜しまなかった。

◆【全36球ハイライト動画】やはりこの男は格が違う……!佐々木朗希が「最速162キロ」で強力フィリーズ打線をパーフェクト封じ!本拠地熱狂のパフォーマンス!

◆「ロウキに乾杯」ドジャースが地区シリーズ突破、延長11回の死闘で歓喜の美酒 指揮官は“快投劇”の佐々木朗希を労う

◆「MVPはロウキ・ササキだ」佐々木朗希、3回完璧投球に寄せられる賛辞の声 “大谷マニア”は新守護神の働きに太鼓判

izukawaya