イタリア・セリエAのペルージャは21日、レギュラーシーズン開幕戦でモンツァと対戦。3ー1(22ー25、25ー16、25ー23、25ー19)で逆転勝ちを収めた。
ペルージャに所属するバレーボール男子日本代表主将の石川祐希は全セットに先発出場し、チーム2位の18得点と躍動。アタック成功率77%をマークするなど、悲願のセリエA優勝に向けて好スタートを切った。
◆【実際の映像】石川祐希、切れ味鋭いアタックを決め咆哮! ペルージャの開幕戦ハイライト
■「世界最高峰リーグで好調なスタート」
昨季プレーオフ3位のペルージャが白星発進だ。
ペルージャは第1セットを落としたものの、第2セットから試合のペースを掴むのに成功。2季目の石川は第2セットでブロック1本を決めたほか、第2、第3セットで後衛からの鋭いバックアタックなどを決め得点を重ねた。第4セットもスパイクでセット初得点を挙げるなど活躍。しかし、7ー7の場面でサーブレシーブで体勢を崩された石川は顔を顰め、右足を気にした様子で途中交代となった。
石川はチーム2位の18得点をマークし、チームの初戦白星に貢献。アタックが決まると大きく咆哮するなど終始気合いの入ったプレーを見せた。
ペルージャ公式サイトは「ブロック・デビルズ(ペルージャの異名)が初戦で快調なスタート!」、「ペルージャの世界最高峰リーグでの道のりは好調なスタートを切った」と逆転勝利したモンツァ戦を伝えた。
チームの最多得点はワシム・ベンタラの19得点で、MVPは接戦の第3セットでリードを奪い返したオレフ・プロトニツキが獲得した。チーム全体のアタック成功率は61%、サービスエースは4本、ブロックは驚異の10本だった。
好発進したペルージャは26日、第2節でルーベとのホーム初陣に臨む。
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