【MLB】「ロウキに乾杯」ドジャースが地区シリーズ突破、延長11回の死闘で歓喜の美酒 指揮官は“快投劇”の佐々木朗希を労う

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【MLB】「ロウキに乾杯」ドジャースが地区シリーズ突破、延長11回の死闘で歓喜の美酒 指揮官は“快投劇”の佐々木朗希を労う
ドジャースの佐々木朗希(C)ロイター

ナ・リーグ西地区のドジャースは9日(日本時間10日)、本拠地ドジャースタジアムでのフィリーズ戦に2-1でサヨナラ勝ち。地区シリーズの対戦成績を3勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

歓喜のシャンパンファイトでは、デーブ・ロバーツ監督が3回無失点の快投を見せた3番手佐々木朗希投手を労う一幕もあった。

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■相手右腕の“判断ミス”まさかの暴投で決着

地区シリーズ第4戦は、終盤まで両チームの先発が好投。タイラー・グラスノー投手と、クリストファー・サンチェス投手の投げ合いが展開された。

ドジャースは両チーム無得点の7回表、守りのミスで先制点を許すも、その裏に押し出しで同点。再び振り出しに戻った8回表から、佐々木がマウンドへ。佐々木は救援としては初の回跨ぎとなる投球で、3回無安打無失点無四球の圧巻パフォーマンス。強力フィリーズ打線を封じ込めて、打線の奮起を促した。

そして、1-1で迎えた11回裏、2死満塁の好機を作り、アンディ・パヘス外野手が放った投手ゴロを、相手5番手オリオン・カーケリング投手が弾いたのち本塁へ悪送球。落ち着いて処理すれば一塁でアウトにできるプレーで痛恨のミスを犯し、試合が決着した。

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■「本当に頼もしかった」と大谷翔平

試合後のシャンパンファイトでは、ロバーツ監督が「ロウキに乾杯」と感謝の言葉を述べた。歓喜の美酒に包まれた大谷翔平投手は、佐々木の好投を「本当に頼もしかった」と振り返り、「全員が良いところで粘り強く投げてくれたので、勝ち切れたのかな」と笑顔を見せた。

ドジャースは3勝1敗で地区シリーズを突破、ブルワーズカブスの勝者と4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズに臨む。

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