ナ・リーグ西地区のドジャースは9日(日本時間10日)、本拠地ドジャースタジアムでのフィリーズ戦に2-1でサヨナラ勝ち。地区シリーズの対戦成績を3勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。
歓喜のシャンパンファイトでは、デーブ・ロバーツ監督が3回無失点の快投を見せた3番手佐々木朗希投手を労う一幕もあった。
◆【速報/動画アリ】佐々木朗希、同点の8回から“3イニング回跨ぎ”の完璧パフォーマンス 米記者絶賛の快投「特別という言葉では足りない」
■相手右腕の“判断ミス”まさかの暴投で決着
地区シリーズ第4戦は、終盤まで両チームの先発が好投。タイラー・グラスノー投手と、クリストファー・サンチェス投手の投げ合いが展開された。
ドジャースは両チーム無得点の7回表、守りのミスで先制点を許すも、その裏に押し出しで同点。再び振り出しに戻った8回表から、佐々木がマウンドへ。佐々木は救援としては初の回跨ぎとなる投球で、3回無安打無失点無四球の圧巻パフォーマンス。強力フィリーズ打線を封じ込めて、打線の奮起を促した。
そして、1-1で迎えた11回裏、2死満塁の好機を作り、アンディ・パヘス外野手が放った投手ゴロを、相手5番手オリオン・カーケリング投手が弾いたのち本塁へ悪送球。落ち着いて処理すれば一塁でアウトにできるプレーで痛恨のミスを犯し、試合が決着した。
■「本当に頼もしかった」と大谷翔平
試合後のシャンパンファイトでは、ロバーツ監督が「ロウキに乾杯」と感謝の言葉を述べた。歓喜の美酒に包まれた大谷翔平投手は、佐々木の好投を「本当に頼もしかった」と振り返り、「全員が良いところで粘り強く投げてくれたので、勝ち切れたのかな」と笑顔を見せた。
ドジャースは3勝1敗で地区シリーズを突破、ブルワーズとカブスの勝者と4戦先勝のリーグ優勝決定シリーズに臨む。
◆【速報/動画アリ】佐々木朗希、同点の8回から“3イニング回跨ぎ”の完璧パフォーマンス 米記者絶賛の快投「特別という言葉では足りない」
◆「MVPはロウキ・ササキだ」佐々木朗希、3回完璧投球に寄せられる賛辞の声 “大谷マニア”は新守護神の働きに太鼓判
◆【まとめ】大谷翔平、悲願の世界一連覇なるか 2025年ポストシーズン ドジャース戦日程/トーナメント表/中継情報/試合結果一覧




















