【サッカー】森保ジャパンの命運を左右するサウジ戦 難敵封じへ守備戦術がカギを握る W杯最終予選

森保監督 (C)Getty Images

サッカー日本代表は7日(日本時間8日午前2時)、カタールW杯アジア最終予選の第3節・サウジアラビア戦に臨む。グループBに入る日本代表はここまで1勝1敗(勝ち点3)で4位。2連勝を飾り、得失点差で同組2位につけるサウジアラビアとの一戦は、完全アウェイに加えて酷暑も立ちはだかる。

上位チームとの直接対決に勝利すれば、W杯出場に向けて明るい見通しがつくが、もし負ければ一気に暗雲が立ち込める。難敵に挑む森保ジャパンの戦いに注目が集まる。

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■ボール保持率で日本を凌駕

第1節(9月2日)のオマーン戦を落とし、まさかの黒星スタートとなった最終予選。続く第2節(9月7日)の中国戦は、FW大迫勇也ヴィッセル神戸)のゴールで1-0の勝利。森保一監督は試合後、「1戦目の敗戦から選手たちがしっかりとリバウンドのメンタリティを見せてくれた。最後プレッシャーのかかる中、無失点で勝ち切ったところをさらに続けて、自信を持って次の第3戦を戦えるようにしたい」(JFA公式サイトから)と話し、連敗を阻止した選手たちを称えた。

同監督が「無失点」を評価したように、今度のサウジ戦も守備が重要になる。相手は2節を終えて4得点。両SBがかなり高い位置を取るなど、攻撃的なチームだ。実際、2019年1月のアジア杯で激突した際には、日本が1-0で勝利したもののボール保持率ではサウジが76.3%(日本23.7%)を記録し、圧倒された。シュート数も日本の5本に対して、サウジは15本。サウジの決定力不足を指摘することもできるが、普通はこれだけボールを持たれ、シュートを打たれたら敗戦を覚悟するだろう。

フランス人指揮官のエルベ・ルナールが率いるチームは「緑のタカ」と呼ばれ、ポゼッションスタイルを志向。攻撃力が高く、ボール支配率で日本を上回ることができる数少ないチームだ。

■球際や運動量で勝つことが基本

日本は攻撃的なサウジに対して、どう挑むのか。ブロックを作って構えるのか、それとも前からボールを取りに行くのか。どのような守備戦術を採用しようとも、DF冨安健洋アーセナル)が話したように「相手より走る、球際で負けないという部分はクラブでも代表でも変わらないので、まずはそういう部分をしっかりとやることが重要になってくる」(JFA公式サイトから)。勝ち点3を奪うためには、運動量やデュエルで相手を上回ることが必須だ。

一方、相手の攻撃を封じつつ点を取る必要があるが、今回はMF久保建英マジョルカ)が負傷のため招集が見送られた。前回の中国戦で見せたパフォーマンスが素晴らしく、トップ下の座を射止めたと思われていただけに、攻撃のキーマンを失ったことは痛恨。しかし、鎌田大地フランクフルト)がここに来て復調してきており、頼もしい。もう一度トップ下に君臨し、久保不在を感じさせないプレーで、ゴールを演出してくれるはずだ。

日中の気温が30度を超え、湿度も70~80%という環境のなかタフな戦いに挑む森保ジャパン。サウジとのアウェイ戦を終えると、12日には現在グループBで1位に立つオーストラリアとホームで対戦する。運命の2連戦が幕を開ける。

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文・SPREAD編集部


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