【甲子園】「青春ってすごく密」「全国の高校生に拍手を」 初優勝仙台育英・須江監督の言葉が感動呼ぶ

悲願の初優勝を伝える各紙一面 撮影:SPREAD編集部

第104回全国高等学校野球選手権大会は22日、阪神甲子園球場で決勝が行なわれ、仙台育英(宮城)が下関国際(山口)を8ー1で下し、初優勝を果たした。東北勢として、春夏通じて初の全国制覇を成し遂げた。試合後の優勝インタビューで、仙台育英の須江航監督(39)が発したメッセージが感動を呼んでいる。

◆仙台育英が初優勝、東北勢悲願の「白河の関越え」 第104回全国高等学校野球選手権大会決勝

■コロナ禍での学校生活に思いを寄せる

宮城の皆さん、東北の皆さんおめでとうございます!」と切り出し、涙をぬぐった須江監督。「100年開かなかった扉が開いた。多くの人の顔が浮かびました

東北勢は過去、春夏合わせて12度、仙台育英は3度、決勝で涙をのんできた。閉ざされ続けてきた「白河の関」をこじ開けた39歳の青年指揮官は優勝インタビューの際、コロナ禍で苦しんだ3年生部員や全国の高校生に思いを寄せた。

「(高校の)入学どころか、おそらく中学校の卒業式もちゃんとできなくて、高校生活はなんというか、僕たち大人が過ごしてきた高校生活とまったく違うんですね。青春ってすごく密なので、でも(行事など)そういうことは全部ダメだダメだと言われて、活動していてもどこかでストップがかかって、どこかで止まってしまうような苦しい中、本当に諦めないでやってくれた。でもそれをさせてくれたのは僕たちだけじゃなくて、やっぱり全国の高校生のみんなが、本当によくやってくれた。例えば今日の下関国際さんもそうですが、大阪桐蔭さんとか、そういう目標になるチームがあったから、どんな時でも諦めないで、暗い中でも走っていけた。本当にすべての高校生の努力の賜物が、ただただ僕たちが最後にここに立ったというだけなので、ぜひ全国の高校生に拍手してもらえたらなと思います」。

インタビューをこう締めくくると、甲子園は割れんばかりの拍手に包まれた。そして、SNS上でも野球ファンを中心に「涙が出る」「心に響いた」などのコメントが続々投稿された。

コロナ禍での東北勢初優勝……。

甲子園にまた一つ歴史が刻まれた。

◆仙台育英が悲願の「白河の関越え」 第104回全国高等学校野球選手権大会決勝

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文●SPREAD編集部


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