【MLB】イチロー、球団殿堂入りに「トラウタニ」も祝辞 大谷翔平は「少し不思議な気持ち」

Tモバイル・パークでイチローに深々と頭を下げる大谷(左) 2021年7月10日 (C) Getty Images

シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローが27日(日本時間28日)、球団殿堂入りのセレモニーに出席、ケン・グリフィーJr.を始めとする殿堂入りした元選手らから祝辞を受けるとともに、元選手・現役を問わず多くの野球人からイチローへのメッセージが送られた。中でもロサンゼルス・エンゼルスからは「トラウタニ」から動画メッセージが寄せられ、イチローの影響力の大きさを改めて感じさせた。

◆【実際の映像】球団殿堂入りに際し、スタジアムでオンエアされたイチローの偉業を称える動画

■「小さい頃からの目標」と大谷

アメリカン・リーグMVPを3度受賞、シルバー・スラッガー賞を7回獲得、オールスターに9度選出されているマイク・トラウトは1991年生まれ。フィラデルフィア・フィリーズ・ファンだったというトラウトはスタジアムに映し出されたメッセージで「(子どもの頃から)イチローの大ファンだったよ。彼の打球が外野に飛ぶと、(外野手が)いかに速く(打球に)追いつこうが二塁打、三塁打へ、さらにランニング・ホームランにもなる。彼が打席に入ると、常に次の動きにかまえないといけなかった」と回想した。

実はトラウトのメジャー・デビューは2011年7月8日のマリナーズ戦。翌9日に同戦にて、イチローの前でメジャー初安打を放っている。

続いてビジョンには大谷翔平が映し出された。大谷は「小さい頃から目標にして来ました。そういう方のビデオ・メッセージに出演できて、少し不思議な気持ちですが、これからも目標にして頑張りたいと思います。本日はおめでとうございます」と憧れのイチローを讃えた。

さらに昨年現役を引退した元ボストン・レッドソックスの松坂大輔も登場。1999年、松坂がデビューした年の5月16日、ふたりの初対戦があった。当時5年連続首位打者とプロでその天才打者ぶりを発揮していたイチローに“平成の怪物“松坂が挑んだ。この初対戦でイチローは3三振。松坂が「自信が確信にかわった」と発言した伝説の対戦が懐かしい。

松坂はビデオで深々と礼。「イチローさんの背中を目標にがんばってきました。憧れであり、尊敬する人であり、目標です。これからもその背中を置い続けたいと思っています」とメッセージを届けた。

こうした世代を超えたレジェンドの継承が、これからも野球を、ベースボールをますます盛り上げて行くに違いない。

◆【実際の映像】イチロー球団殿堂入りセレモニー全容(英語)

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文●SPREAD編集部


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