【MLB】マリナーズのイチローが球団殿堂入り、ピネラ監督から116回のキスを受けていたら「逃げ出していた」 スタジアムを爆笑の渦に

球団殿堂入り式典のスピーチで笑いを誘うイチロー (C) Getty Images

シアトル・マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチローが27日(日本時間28日)、球団殿堂入りのセレモニーに出席、ケン・グリフィーJr.を始めとする殿堂入りした元選手らから祝辞を受けるとともに、16分半におよぶ英語のスピーチを披露、「イチロー」コールに湧くTモバイル・パークでマリナーズ・ブレザーに袖を通した。

試合前のセレモニーはおよそ50分に及び、弓子夫人、通訳のアレン・ターナーさんも家族とともに列席。ベンチ前に設けられた来賓用シートには、元マリナーズ長谷川滋利の姿もあった。

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■アメリカン・リーグのシーズン、最多勝利を記録

式典はマリナーズ放送局のリック・リッツ・キャスターにより進行。これまで球団殿堂入りを果たしているアルヴィン・デイビス、ジェイミー・モイヤー、ダン・ウイルソン、エドガー・マルティネスケン・グリフィーJr.に続き、「イチロー・スズキ」と紹介されると、大声援で迎えられる中、マイクの前に立った。

冒頭、「後ろに座っているよりもここに立っているほうが安心できます」と、常にグリフィーにいたずらされる点を揶揄。以降、イチローらしく野球(ベースボール)とシアトル愛について熱く語りつつも、数々のエピソードを交え、スタジアムを笑いにつつんだ。

中でも一番の思い出として2001年にメジャーデビューを飾り、マリナーズでの初勝利のあと、ベンチに戻ると当時のルー・ピネラ元監督にキスされた事件を披露。「監督のべっとりした濃厚なキスにショックを受けたし、正直怖かった。日本では決して起こり得ないから」と笑いを誘った。

マリナーズはイチロー入団のシーズン、116勝を挙げ、アメリカン・リーグにおけるレギュラー・シーズンのチーム最多勝利数を記録。イチローはこの勝利についても触れ、116回も監督にキスされていたら「とっくに逃げ出していただろう」と爆笑を誘った。

ピネラ元監督はこの日、列席が叶わず、イチローもエピソード披露前に「残念」と口にしていたが、本人も中継を眺めながらさぞかし腹をかかえていたことだろう。

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文●SPREAD編集部


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