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【WBC】大谷翔平、「野球を始めてから1位以外目指したことはない」と決意の一問一答全文

【WBC】大谷翔平、「野球を始めてから1位以外目指したことはない」と決意の一問一答全文
侍ジャパン・メンバー代表としてサプライズ登壇し、決意を表す大谷翔平 撮影:SPREAD編集部

3月8日に開幕する第5回ワールド・ベースボール・クラシックWBC)の記者会見が6日、都内で行われ、栗山英樹監督が登壇し、侍ジャパンの一次メンバー12名と今後の日程が発表するとともに、ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が、侍ジャパン・ユニフォーム姿の16番をまといサプライズ登場、その決意のほどを明かした。

◆侍ジャパン一次メンバー正式発表 大谷翔平がサプライズ登壇し「勝つことだけを目指したい」と宣言

■WBCは見るだけで「ワクワクした」

―自身初のWBC出場、メジャー移籍以来5年ぶりの日本のファンの前でのプレー、意気込みを。

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「優勝だけ目指し、勝つことだけ考えていきたい。前回出られなかったので、初めてのWBCは楽しみにしながら頑張りたい」

―日本中、たくさんの子供たちも大谷投手の参戦を楽しみにしている。2003年の第一回WBCで日本が優勝した際には大谷選手は11歳、第二回の時は14歳。その時、どんな憧れを持っていたか。侍ジャパンにはどんな影響を受けたか。

「韓国戦が印象に残っている。学生で野球をやっていて一番楽しい時期だった。日本のトップ選手が一つのチームで、他の国のトップ選手との試合を見るだけでワクワクしていた。自分がその立場になって、いいプレーを見せられるように頑張りたい」

―WBC出場に関して栗山監督からはどのようなオファーを受けたか。噂では電話で承諾したとも聞いたが。

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「直接アメリカでお話をさせてもらった時はシーズン中だったため、まだ来年のシーズン前のWBCについてはあまり考えられなかった。シーズンが終わってから、自分の考えをまとめて連絡させていただいた」

■栗山監督からの選手愛は「あまり感じたことがない」!?

「侍ジャパン」招集メンバー発表記者会見に登壇した大谷翔平と栗山英樹監督(撮影:SPREAD編集部)

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―栗山監督が就任会見で誰よりも野球を愛して選手を愛して精一杯務めますとおっしゃられたが、監督から選手愛を感じたことはあるか。

「あまり感じたことがない、冗談です(笑)。一人一人の選手と対話をする監督。一緒にプレーをしたことがない選手でも、数日でお互いを知ることができると思う。そういう雰囲気を持った監督だから、集まる選手は何の不安もなくプレーできるだろう」

―メジャーではMVPなど色々偉業を成し遂げる中、WBCで何を求めて出場を決意したのか。最も大切にしたいことは。

「勝つことだけ考える、それ以外はない。戦力で必要だと言ってもらえたことに嬉しさを感じる、それに応えたい。個人的には、日本でのプレーは久し振りなので、そこは楽しみ」

―投手と打者、起用法についてどう考えているか。

「できることをやりたいなと思っている。選手は使われる立場で、選手の起用法にタッチできるわけではない。自分ができる事を精一杯やりたい」

―海外のスター選手も続々と出場表明している。アメリカの本気度は感じるか。チームメートのマイク・トラウト選手とWBCについて話したか。

「アメリカに限らず素晴らしい選手が集まっているという印象を受ける。難しい戦いになることは分かりきっているが、精一杯日本の野球で頑張っていきたい。トラウト選手は誰しもが認めるプレーヤー。シーズン中から少しずつ楽しみにしていた。個人的にはあそこまですごいメンバーが集まるとは思っていなかった。一野球ファンとしては見るだけで価値があると思う」

エンゼルスのマイク・トラウト、大谷翔平(C)Getty Images

■日本は投手力が強み

―目標で勝ちたいとおっしゃっていたが、なぜWBCで勝ちたいのか。

「僕自身、野球が一番楽しい時期に試合を見させてもらい、いつかここでプレーできたらと夢を持っていた。お話をいただいた時点で前向きな気持ちだった。前回は怪我で出られなかったので尚更、今回は出場したいという気持ちになった」

―そんな舞台で世界一を掴むために必要なこと、日本の強みは何か。

「短期決戦は投手が重要。投打のバランスを見れば、投手力の方が上かなと感じる。投手力が一つ強み」

―宮崎合宿の参加の可能性や宮崎県民にメッセージ

「日程的に、強化試合はどのタイミングでメジャーの選手が出られるのかはっきりしていない部分がある。アメリカで実践するかチームに早く合流するかは臨機応変に対応したい。宮崎はフェニックスリーグなどで少しお邪魔したことがある。多少、美味しいお店は知っているかも(笑)。行ってみたいと思う」

―WBC出場を決めるにあたり栗山監督の存在は大きかったのか。

「本人を前に申し訳ないが、おそらく誰が監督でも出たいなという前向きな気持ちは変わらなかったと思う(笑)。ただ、自分の事を知ってくれている監督が指揮をとることは選手にとって大きい。決断する容易さは栗山監督だったからこそかもしれない。いい選手が集まる理由もそこにあるのではないか」

―背番号はなぜ16なのか。

「背番号に大きなこだわりはないが、前回出られなかったことが一番。それまでジャパンでは背番号16をつけていた。自分にとって日本代表は16という印象が強かった」

―以前16を背負った理由は。

「先輩優先という野球界あるある。偉大な先輩方にいい番号をつけてもらいたかった」

―はじめてダルビッシュ投手と一緒のチームになる感想。

「個人的には特別なこと。球団の先輩で、入れ違いで一緒にやることはなかったが、僕が一番野球が楽しかった時に日本を引っ張ってきた投手の一人なのでずっと見てきた。そういう方と一緒にできるのは、自分にとってもチームにとっても素晴らしいこと」

―出場を決断されてからダルビッシュ投手とは連絡をとったか。

「連絡をとっている。僕が向こうへ行ったタイミングで少し話すのではないか」

―対戦する韓国について。メジャーでもチェ・ジマン選手とも対戦があると思うが、選手やチームにどんな印象を持っているか。

「どの世代でも素晴らしい選手が多い。世界で戦えるトップ選手が出てくる国だと思う」

■野球を始めてから1位以外目指したことはない

―今日発表された選手の中には、村上選手や佐々木選手といった大谷投手が渡米後に活躍しスターになった選手たちが選ばれている。彼らは大谷投手と一緒に代表でプレーできることを楽しみにしていると発言しているがどう感じているか。

「NPBを見ても知らない選手がたくさん出ていて、代表にも知らない選手がいる。まずはコミュニケーションが第一。僕はダルビッシュさんとプレーするのは楽しみだが、勉強したい気持ちは二の次で勝つことだけを考えてやっていきたい。他の選手たちもそういう気持ちを持ってプレーするのがベスト。実際、大会が終わってみて勉強になったと感じることはあると思うが、大会中はそういうことを抜きに対等に頑張りたい」

―コミュニケーションについて考えていることはあるか。

「とりあえず自己紹介から。年齢も分からないので、全員に敬語から入りたいと思う(笑)」

―何度も勝ちたいという言葉を繰り返しているが、その根底にはどんな思いがあるのか。

「野球を始めてから今日まで1位以外目指したことはない。負けていいと思ったこともない。自分の中で、目標の一つだった大会で勝ちたいと思うのは自然の流れ」

―現在の調整具合について。

「調整は例年通りのペースで来ている。体調が良いことだけが今のいい報告。このままの流れでいけば、いい状態で臨める」

―今回のメンバーの中での立ち位置やどう貢献したいと思うか。

「言葉で引っ張るタイプではない。やることだけしっかりやりたい。自分たちの役割を個人個人こなしていくことがいいチームになる一つの要素」

―侍ジャパンの活動の中で最も楽しみなことは何か。

「試合も楽しみにしているが、遊ぶ楽しみではなく、試合の緊張感も含めた楽しみ方が大切。なかなか味わうことができない試合を大事にしている」

―開幕を楽しみにしている多くのファンへメッセージ。

「短期決戦なので数少ないが、選手たちは勝つことを考えているし、ファンも勝つことで一番楽しめると思う。一緒になって戦いたい」

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取材●木村英里


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