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【MLB】大谷翔平はエンゼルスを逃げ出すべきか… 球団売却中止の背景にオーナーの守銭奴根性と米紙報道

 

【MLB】大谷翔平はエンゼルスを逃げ出すべきか… 球団売却中止の背景にオーナーの守銭奴根性と米紙報道
アルテ・モレノ・オーナーにこんなシーンに代表される“エンゼルス愛”はなさそうだ (C) Getty Images

大谷翔平が所属するロサンゼルス・エンゼルスの売却中止が23日(日本時間24日)に発表された。昨夏から交渉が進められてきたプロジェクトの突然の撤回は驚きを持って伝えられたが、発表から約1週間が経過し、徐々にその背景が明らかになってきた。米複数メディアが報じている。

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■売却額で折り合い付かず

アルテ・モレノ・オーナーは23日(日本時間24日)、「(球団売却交渉の)プロセスを通じて、やり残した仕事があることが明らかになった。我々はチームの未来とファンの経験にポジティブなインパクトを残せると感じている」と声明を発表し、身売りを撤回。「再びファンにワールドシリーズ優勝をもたらすという目標を達成したい」とコメントし、引き続きオーナー職に留まること明らかにした。

これを受けて、MLB機構のロブ・マンフレッド・コミッショナーも「強い興味を示す買収候補もいたが、モレノ氏のチームを愛する気持ちが最も重要だったようだ。モレノ氏が引き続き球団保有を決めたことは喜ばしい」と話した。

オーナーもコミッショナーも“エンゼルス愛”を強調し、ゆえに売却を取りやめたことを示唆していたが、最近の報道により、結局は売却価格で折り合いが付かなかったことが原因であることが漏れ伝わってきた。

■26年までチーム運営を計画

米紙『USA TODAY』のボブ・ナイチンゲール記者は29日(同30日)、「モレノ氏が考えを変え、フランチャイズ売却を中止したことに驚きはない。彼は最近、少なくとも2026年までのエンゼルスの計画について話していた」というモレノ・オーナーに近い人物の話を紹介。同オーナーは25億ドル(約3250億円)から30億ドル(約3900億円)での売却を想定していたが、結局希望額を提示する買い手候補は1人もおらず、記事は「希望通りの金額を提示されれば、話は変わっていたかもしれない」と結んだ。

そのほか、28日(同29日)の『New York Daily News』も関係者の話として「(モレノ氏は)家族や友人と相談した結果、エンゼルスの価値が大幅に上がっていることを悟った」と記し、強気な姿勢で交渉に臨んだ様子をうかがわせた。

また、MLBネットワークの番組『ハイヒート』に出演したトム・ベルドゥッチ記者も「まだ売り時ではないと踏んだだけのように見える。モレノ氏はエンゼルスでもっと富を追求したいのだろう」とし、売却を再検討する時期がやがて来ると予想した。

結局は“エンゼルス愛”というより、条件面で折り合わなかっただけというのが、売却を中止した理由のようだ。

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こうしたチームに対して、今季終了後にはフリーエージェント(FA)となる大谷が“エンゼルス愛”を持ち続けることができるのか、今後の動きにますます注目は集まるばかりだ。

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文●SPREAD編集部