平野美宇、伊藤美誠が苦しみながらも白星発進 パリ五輪シングルスをかけた最後のサバイバル【全日本卓球】

 

平野美宇、伊藤美誠が苦しみながらも白星発進 パリ五輪シングルスをかけた最後のサバイバル【全日本卓球】
卓球の平野美宇、伊藤美誠(C)Getty Images、ロイター

東京体育館にて開催中の「2024年全日本卓球選手権大会」は26日、女子シングルスの4回戦が行われ、平野美宇は面手凛、伊藤美誠は野村萌とそれぞれ対戦。ともに4-3で勝利し5回戦進出を決めた。

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■シングルス2枠目をかけた戦い

今大会最大の注目となっている女子シングルスの五輪をかけた戦い。首位の早田ひなが独走で選出確実のなか、34.5ポイント差で迎えた2位平野と3位伊藤の初陣には注目が集まった。

平野はジュニアの部で準優勝した面手に立ち上がりは優位に進めながら、中盤以降は押し込まれる時間もあるなど苦戦。それでも最後は地力の差を見せ勝利後は笑顔でガッツポーズした。

また、平野以上に負けられない伊藤も社会人選手権大会で優勝歴もある野村に粘り強い戦いを見せられ、第7ゲームまでもつれ込む展開に。最後はチキータやスマッシュなどでリードを広げ逃げ切った。

平野、伊藤のパリ行きをかけた最後のサバイバル。両者ともに初戦で苦戦を強いられながら勝利を手にした。

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)