【MLB】「50本塁打でナンバーワンに」大谷翔平が挑む、名門ドジャースの年間球団記録 1年目から更新なるか

 

【MLB】「50本塁打でナンバーワンに」大谷翔平が挑む、名門ドジャースの年間球団記録 1年目から更新なるか
大谷翔平(C)Getty Images

MLBは9日(日本時間10日)、ドジャースのバッテリー組からいよいよキャンプインを迎える。

10年総額7億ドル(約1040億円)の長期契約で入団した大谷翔平投手は、名門球団でどのような歴史を刻むのか。打者に専念する今季は、とりわけ打撃成績に注目が集まりそうだ。

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■「11.3打数に1本塁打」はドジャースでは年間トップに相当

ドジャースは1884年にニューヨークのブルックリンに誕生、1958年に西海岸のロサンゼルスへと移転した。140年の歴史を誇る名門球団はリーグ優勝24回、ワールドシリーズ制覇7回の実績を誇る。球団記録もアンタッチャブルな成績が勢ぞろい……と思われがちだが、年間記録では大谷が1年目から更新可能な部門も存在する。

もっとも大きな期待がかかるのは、やはり本塁打の年間記録更新だ。ドジャースでは、2001年に強打の外野手ショーン・グリーンが残した49本塁打が最多記録で、意外にも50本以上を打った選手がいない。昨季135試合の出場で46本塁打、9月をほぼ欠場した大谷なら十分に射程圏内だろう。

また、昨季大谷は「11.3打数に1本」のペースで本塁打を量産し、マイク・トラウト外野手(2019年)のエンゼルス球団記録「10.4打数に1本」に次いで2位にランクインした。こちらも、ドジャースではゲーリー・シェフィールドの「11.7打数に1本」を上回り、球団歴代トップに相当する。今季も近いパフォーマンスが出せれば、更新可能な記録のひとつだ。

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(H.Ariga/SPREAD編集部)