【プレミア12】侍ジャパン、打線沈黙4安打で悲願の連覇ならず 直球狙い“痛恨の2被弾”が致命傷に

 

H.Ariga/SPREAD編集部

【プレミア12】侍ジャパン、打線沈黙4安打で悲願の連覇ならず 直球狙い“痛恨の2被弾”が致命傷に
日本代表の井端弘和監督(C)Getty Images

日本代表「侍ジャパン」は24日、野球最強国を決める国際大会「ラグザス presents 第3回WBSC世界野球プレミア12」のチャイニーズ・タイペイ戦に出場。悲願の連覇をかけて決勝戦に臨んだが、0-4で敗戦。今大会初黒星を喫して敗れ去った。

先発の戸郷翔征投手が、5回95球を投げて7安打7奪三振4失点。痛恨の2被弾で中盤から劣勢に立たされると、打線も沈黙。わずか4安打で反撃の糸口を掴めなかった。

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■反撃の糸口掴めず、完封負け

先発の戸郷は初回、2死走者なしから3番のチェン・ジェシェン外野手に二塁打を許すも、無失点の立ち上がり。フォーシームとフォークのコンビネーションで4回まで無失点の好投を続けるも、5回表にチャイニーズ・タイペイ打線に捕まった。

ダイヤモンドバックス傘下のリン・ジャーチェン捕手に右中間スタンドへのソロ本塁打、さらには、この日3安打と躍動した3番チェンに3ランを被弾して痛恨の4失点。2番手以降は隅田知一郎藤平尚真大勢と無失点で繋いで反撃を待ったが、大会屈指の投手陣を攻略できなかった。

試合は結局、戸郷の被弾が最後まで響き、0-4で完封負け。オープニングラウンドで5試合、スーパーラウンドで3試合に全て勝利し無傷で辿り着いた決勝戦。悲願の連覇を目前にして力尽きた。

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