ヤクルトは11日、前マーリンズのマイク・バウマン投手を獲得したことを発表した。1年契約で背番号は「58」と発表されている。
◆【実際の映像】ヤクルトの守護神候補が大谷翔平に浴びた歴史的一打 「50-50」達成となった左中間への豪快な50号
■2024年シーズンは5球団でプレー
29歳のバウマンは2017年にドラフト3巡目(全体98位)でオリオールズから指名されて入団。21年にメジャーデビューを果たすと、24年にはトレードで5月にマリナーズ、7月からはジャイアンツ、エンゼルス、8月にもマーリンズと各球団を渡り歩いた。
バウマンで思い出させるのが大谷翔平投手に浴びた歴史的一発。9月20日(同9月21日)のドジャース戦に4番手として登板したバウマンは、7回の第5打席で大谷と対峙して左中間に豪快な50号を献上。大谷はこの日、6打数6安打10打点2盗塁の離れ業で史上初の「50-50(50本塁打50盗塁)」に到達した。
バウマンは今季、5球団で57試合に登板し3勝1敗、防御率5.55の成績。ヤクルトでは守護神候補とされており、「ヤクルトスワローズへの入団が決まり大変嬉しく思います。熱くて忠実なファンを持つ、由緒ある球団でプレーすることが非常に楽しみです。チームの勝利を最優先し、貢献できるように全力を尽くします。日本で皆様とお会いすることが待ち遠しいです」とコメントを寄せている。
メジャー通算では134試合登板の実績を持つバウマン。初挑戦のNPBでどのような投球を見せられるかは注目が集まる。
◆【実際の映像】ヤクルトの守護神候補が大谷翔平に浴びた歴史的一打 「50-50」達成となった左中間への豪快な50号
◆大谷翔平、メジャー7年目「自己最高更新」の本塁打3選 打球速度に高弾道、意外な一発も