「彼の復帰は本当に素晴らしい」
10日(日本時間11日)、サッカー日本代表MF三笘薫が所属するブライトンは、プレミアリーグ第24節でトッテナムと対戦。後半アディショナルタイムに決勝点を許し、1-2で逆転負けを喫したが、この結果を受け、地元メディア『Sussex World』は、「ブライトンが勝つ可能性はあった」とゲームの内容を振り返っている。
◆【実際の映像】三笘薫、左サイドの抜け出しからアシスト未遂の決定機演出 ファティとのホットライン開通
■トッテナム相手に悔しい敗戦
まず試合が動いたのは17分、FWダニー・ウェルベックがPKを獲得し、このチャンスをMFパスカル・グロスが決めて先制。その後もブライトンは攻撃の手を緩めず、29分、相手GKグリエルモ・ビカリオの好セーブに阻まれたものの、アジアカップ帰りの三笘が左サイドから抜け出し、右アウトサイドのシュートを枠内に放った。
前半を1点リードで折り返し、61分にMFパプマタル・サールの同点弾を許したブライトン。76分には、三笘がペナルティエリア左からマイナスのクロスを供給したが、FWアンス・ファティがこれを決めきれず。同メディアは、ブライトンに勝利の可能性があったと指摘しつつ、「ミトマのお膳立てをファティが押し込むだけだった」と伝えている。
そして後半アディショナルタイムの90+6分には、三笘と同じくアジアカップからクラブ帰還のFWソン・フンミンがペナルティエリア左から完璧なクロスを上げ、FWブレナン・ジョンソンが劇的な逆転ゴール。このまま試合は決着し、ブライトンにとって悔しい一戦となった。
また、同メディアの採点では、チーム2位タイの7点(10点満点)が付与されている三笘。「ビカリオにセーブされたシュートを除けば、比較的おとなしい前半だった。トッテナムが主導権を握ったハーフタイム後、なかなかボールに触れなかったが、同点に追いつかれてからは息を吹き返したようだった。得点すべきだったファティにはお膳立て」などとプレー内容が紹介されている。
◆【実際の映像】三笘薫、左サイドの抜け出しからアシスト未遂の決定機演出 ファティへのホットライン開通
◆【実際の映像】三笘薫、絶妙アウトサイドもゴールならず トッテナム戦で迎えた最大のチャンスシーン
◆【実際の映像】三笘薫、ソン・フンミンと見せた試合後の抱擁「アジア杯では実現しなかった出会い」 SNSでも話題の”日韓エース交流”
文●SPREAD編集部