2日、JRAで計7名の新人騎手がデビューを迎える。地方競馬の川崎競馬場でひと足先に騎乗した藤田菜七子の例もあったが、今年は全員がJRAでの初陣。2021年には小沢大仁、永野猛蔵が、22年は角田大河が初騎乗初勝利を記録しており、華々しくスタートダッシュを決めるケースも珍しくない。
新人ジョッキーの「目標とする騎手」をランキング化すると……
新人騎手の船出に合わせるように、JRAは「2024年 ルーキーズ」ページを公開。これに伴い2021年以降にデビューしたジョッキーの「目標とする騎手」も確認できるが、前述した永野猛蔵や角田大河、今村聖奈に永島まなみなどが武豊の名前を挙げている。堂々の1番人気、“生きる伝説”への憧れは健在だ。
◆川田将雅にルメール、現調教師の名前も……新人ジョッキーの「目標とする騎手ランキング」
2位にランクインしたのは幸英明。世界の舞台でも活躍するC.ルメールや川田将雅を差し置いて“栗東の鉄人”が多くの票を獲得する形となった。2012年に記録したJRA年間1081回の騎乗数は歴代最多。クラブ馬・個人馬主問わずコンスタントに騎乗機会を得ている圧倒的な信頼度に対する尊敬のまなざしもあるのだろう。
以下、松山弘平、横山武史と続くランキング。いつしか「憧れるのやめましょう」となる日が来るのか、ルーキーたちの活躍に期待したい。