【MLB】「月間打率.489」ウィットJr.が異次元の7月成績 華麗な守備でも米メディア熱狂「地球上でもっとも熱い選手」

 

H.Ariga/SPREAD編集部

Advertisement

【MLB】「月間打率.489」ウィットJr.が異次元の7月成績 華麗な守備でも米メディア熱狂「地球上でもっとも熱い選手」
ロイヤルズのボビー・ウィットJr.(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロイヤルズボビー・ウィットJr.内野手は7月31日(日本時間1日)、敵地でのホワイトソックス戦に「2番遊撃」で先発出場。3打数2安打2四球の活躍でチームの勝利に貢献した。7月は驚異の月間打率.489で、打率は両リーグトップの.349をマーク。2位のスティーブン・クワン外野手(ガーディアンズ)の.332を抜き去り、大きく差をつけている。

チームも現在60勝49敗で、ア・リーグワイルドカード圏内3位をキープ。昨季年間106敗を喫した、ロイヤルズ大躍進の原動力となっている。

◆「新たなリーダーが誕生」“勝利貢献度”でジャッジを抜いたウィットJr. 「残酷なMVP投票になる」と米敏腕記者が嘆き

Advertisement


■遊撃手の守備でメジャーナンバーワンの指標

ウィットJr.は7月最後の試合を終え、月間成績が両リーグダントツトップの打率.489、出塁率.520、OPS1.353と異次元の数字に。月間44安打を量産し、7本塁打、22打点と非の打ち所がない猛打を見せつけた。とりわけオールスター以降では、46打数26安打で打率.565と無双状態。7月29日(同30日)の試合では、1点ビハインドからこの日4安打目となる逆転グランドスラムを放った。

守備の評価も抜群で、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』が算出した今季のOAA(Outs Above Average)は遊撃手部門でナンバーワンの「+16」を記録。平均よりどれだけアウトを奪ったかを示す指標でも、圧倒的な存在感を見せている。グランドスラムを放った試合の最終回では、三遊間への深いゴロに飛び込みアウトを連発、地元メディアから「とんでもない男だ。地球上でもっとも熱い選手です」と、最大級の賛辞を贈られた。

ア・リーグMVPの大本命はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手で間違いないが、ウィットJr.も甲乙つけ難いレベルのパフォーマンスを見せ始めている。果たして、この勢いはいつまで続くのか。

Advertisement


◆新打撃指標で大谷翔平とジャッジの“凄み”を比較 スイングスピードで「両者超え」の強者も

◆「夢にも思わなかった」超有望株“2世選手”ホリデイ、メジャー初アーチが満塁弾 米メディア称賛「彼の自信は揺るがなかった」

◆「別格だ」米メディア絶賛の22歳デラクルーズが今季50盗塁超え “勝利貢献度”でも大谷翔平に次ぐリーグ2位に

おすすめPR

META POG

Advertisement


Advertisement

Advertisement

  • 【MLB】ロバーツ監督、ダメ押しアーチの大谷翔平を称賛「彼は決して期待を裏切らない」 ドジャース開幕3連勝で連覇へ好スタート 1.4k件のビュー
  • 【MLB】「ベッツだけではなかった」キケ・ヘルナンデスも嘔吐で欠場に……米メディアは救援投手にも“東京遠征前”から似た症状があったと報道 1.2k件のビュー
  • 【MLB】ロバーツ采配ズバリ、3番起用のテオスカーが“CY賞左腕攻略”の逆転3ラン フリーマンとの打順変更が奏功 1.1k件のビュー
  • 【MLB】テオスカーがCY賞左腕スクーバル攻略、今季1号逆転3ラン 地元メディア歓喜「これが彼と再契約した理由だ」 0.9k件のビュー
  • 【MLB】ドジャースと再契約に至らないFA組は……大谷翔平からポルシェを贈られた救援右腕ケリーも「このまま見送るべき」と米メディア 500件のビュー