【MLB】「ドジャースには無敵の雰囲気が漂う」が……実力は意外と拮抗? 米メディアがWSの勝敗予想、ブルージェイズに軍配あげる記者も

【MLB】「ドジャースには無敵の雰囲気が漂う」が……実力は意外と拮抗? 米メディアがWSの勝敗予想、ブルージェイズに軍配あげる記者も
ナ・リーグ優勝決定シリーズMVPに輝いた大谷翔平(C)ロイター

ドジャースブルージェイズの間で争われるワールドシリーズ(WS)は、24日(日本時間25日)からトロントでスタートする。果たして頂点に立つのは、どちらか。米メディア『CBSスポーツ』は21日(同22日)、野球担当記者5人による勝敗予想を実施。ドジャース優勢という意見が多い中、ブルージェイズに軍配をあげる記者もいた。

◆WS第1戦、ドジャース先発スネル勝利のカギは「窮地での空振り」 メジャー最強の“粘り強さ”ブルージェイズ打線を抑え込めるか

■5人中4人がド軍の連覇を予想


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座談会に参加した5人の記者のうち、4人がドジャースの連覇を予想。「万全であれば球界最強」「絶好のタイミングでピークを迎えている」「優秀な先発陣がブルペンの不安をカバーしている」「10月の勝ち方を知っている」などと発言し、ブルージェイズを一蹴すると見立てた。

一方、孤立無援となったのは、ブルージェイズの優勝を予想したマイク・アクシサ記者。同記者は「ドジャースはナ・リーグ優勝決定シリーズでブルワーズを圧倒したが、そのシリーズで打線が完全に機能していたとは言えない。また、投手陣があれほど素晴らしい出来を再現できるとも思えない」と主張。さらに「トロントの打線はミルウォーキーに似ているが、長打力を兼ね備えている分だけ上だ」と指摘した。

その上で「今のドジャースには無敵の雰囲気が漂っているが、実はこの2チームの実力は、かなり拮抗していると思う。例えば、得点圏に走者を置いた場面で、ドジャース打線が7試合ほど冷え込む姿のほうが、トロントがそうなるよりずっと想像できる」とし、ア・リーグ屈指の強力打線に期待した。

■主砲ゲレーロJr.が絶好調

ブルージェイズは主砲ブラディミール・ゲレーロJr.内野手が、今ポストシーズン大当たり。11試合に出場して打率.442、出塁率.510、長打率.930、6本塁打、12打点を記録し、ア・リーグ優勝決定シリーズでMVPに輝いた。そのほか、チームには今季ア・リーグ打率2位のボー・ビジェット内野手、同4位のジョージ・スプリンガー外野手ら強打者がズラリ。ラインナップは総じてコンタクト能力にすぐれ、簡単には三振を喫しない。

一方、ドジャースはブレイク・スネル投手、山本由伸投手、タイラー・グラスノー投手、大谷翔平投手の4枚看板が圧巻の投球。MLB公式サイトによると、今ポストシーズンにおける先発陣の防御率は1.40で、64回1/3を投げて81奪三振を記録。先発マウンドに上がれば、1試合あたり平均6イニング以上を投げており、抜群の安定感を誇っている。

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ドジャース先発投手陣とブルージェイズ打線の攻防が見所の1つとなりそうだ。

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izukawaya