MLB公式サイトは2日(日本時間3日)、「ドジャース、オオタニのポストシーズン登板は想定外」と題した記事を公開。メジャー7年目で初のプレーオフに臨むドジャースの大谷翔平投手について言及した。
投手のリハビリが順調に進んでいる現状もあり、にわかに「ポストシーズンでの復帰登板」が噂されていたが、球団GMが改めてその話題に釘を刺したようだ。
◆初のプレーオフに臨む大谷翔平 投球練習を見たライバル球団は「投手復帰」に警戒感 「リハビリ中の投手が投げるボールではない」
■「今年の10月には実現しないようだ」
記事によると、ドジャースのブランドン・ゴームスGMは同日、大谷のポストシーズンでの投手復帰に対して「以前と変わらないと思います。彼がポストシーズンで投げることは想定していません」と回答したとのこと。
また、大谷は投手としての調整は続けるが、打者との対戦には進まないだろうと付け加えたそう。試合前やオフの日にブルペン・セッションを行うのみであると、改めて「ポストシーズンでの復帰登板」を否定した。
大谷のポストシーズン登板については、9月中旬のラジオインタビューでデーブ・ロバーツ監督がその可能性をほのめかしたことも発端となっている。今季地区優勝を果たしたドジャースは故障者続出の先発投手陣に不安を抱えており、世界一奪還への弱点として度々指摘されている。
記事を執筆した、ドジャース担当フアン・トリビオ記者は「オオタニがドジャースで投手デビューをするのは、来年3月になる。今年の10月には実現しないようだ」と結論付けている。
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