メジャーリーグは9月30日(日本時間10月1日)に2024年のレギュラーシーズン全日程が終了した。大谷翔平投手と山本由伸投手が所属するドジャースは、98勝64敗の成績でナ・リーグ西地区を制覇した。
プレーオフ進出チームが決まり新たな戦いが始まるなか、MLB公式サイトは展望記事を掲載。出場チームをランキング形式で紹介している。
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■ヤンキース、アストロズも上位に
MLB公式サイトが掲載したのが「ポストシーズンの12チームによるパワーランキング」と題された記事。プレーオフ進出を決めた全12チームをランキング形式で紹介し、それぞれの球団の見どころをコメントしている。
首位に立ったのがフィリーズで、ナ・リーグ東地区を制したチームに対しては、「今シーズンのフィリーズの野球はワールドシリーズ優勝を果たすために構築されている。それが唯一の目標となっている」と大本命に推す理由を述べている。
2位につけたのがドジャースで、「ドジャースは先発陣にさまざまな怪我による問題を抱え、シーズンの途中でムーキー・ベッツが負傷離脱した」と今季のアクシデントに言及。
それでも、「彼らにはショウヘイ・オオタニ、フレディ・フリーマン、ベッツ、野球界最高のスタッツがある」とMVPトリオの存在が大きいとし、「レギュラーシーズンは序章に過ぎない。重要なのはワールドシリーズを制すること」と最終目標は世界一だとしている。
ランキングでは3位にアーロン・ジャッジ外野手やフアン・ソト外野手を擁するヤンキース、4位にはシーズン途中に菊池雄星投手が加入したアストロズが名を連ねており、現時点での有力チームと評価を受けている。1日(同2日)からはワイルドカードシリーズから開幕していくなか、世界一をかけた戦いを勝ち抜くチームはどこになるのか。
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