【MLB】大谷翔平、日本人選手初のエドガー・マルティネス賞 エンゼルスとしても初

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は29日(日本時間30日)、年間で最も活躍した指名打者(DH)に贈られるエドガー・マルティネス賞を授与された。日本人選手としても、エンゼルスの選手としても初受賞となった。

大谷は打者として46本塁打、100打点、103得点、26盗塁でキャリアハイを達成。飛躍のシーズンにまたも新たな勲章が加わった。

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■指名打者の代名詞「エドガー・マルティネス」

DHを称える最優秀指名打者賞は1973年に制定されたが、かつてイチローの同僚として活躍したシアトル・マリナーズの指名打者、エドガー・マルティネスの成績を讃え、2004年に名称変更がなされた。

マルティネスは、7年連続で打率3割以上を記録、通算打率.312の巧打者。メジャーにおいてその最盛期のほとんどをDH専門として過ごした初めての選手ともされ、「最優秀指名打者賞」を5度受賞、その名はDHの代名詞となった。マリナーズではケン・グリフィーJr.およびアレックス・ロドリゲスとクリーンナップを形成するなどし活躍、イチローがメジャー・デビューを果たした2001年、チームは当時MLB記録となる116勝を挙げたが、マルティネスは勝利数と同じ116打点を叩き出し、ちょっとしたトリビアとなっている。彼の背番号「11」は2017年に永久欠番となり、今年8月にはTモバイル・パークに彼のブロンズ像が据えられたほどだ。

同賞は、各球団の担当記者や、ア・リーグの各球団広報担当などによる投票で選出されるが、これを最多の8度受賞しているのが、デービッド・オルティス(当時ボストン・レッドソックス)。長年、打線を牽引したオルティスは、レッドソックスの守護神として活躍した上原浩治ともチームメート。最終回に上原がゲームを締めると、オルティスがその上原を抱きかかえるパフォーマンスにより日本人にも馴染み深かい。引退表明をした2016年、151試合に出場し、打率.315、38本塁打、127打点と活躍をし、惜しまれつつ引退。現在、ラジオ番組を持つオルティスは、番組内でも大谷を絶賛し続けている。

大谷は今季、投手と打者の両立ということもあり、守備機会がないDHでの出場が多かったが、ア・リーグの選手として初めて45本塁打以上、25盗塁以上、100得点以上を記録した。23日(同24日)には、「オールMLBチーム」で指名打者としてファーストチーム、先発投手としてセカンドチームに選出された。1人の選手が2部門で選ばれるのは初めて。オフシーズンは、コミッショナー特別表彰やア・リーグ年間最優秀選手などの受賞ラッシュが続いている。

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文・SPREAD編集部



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