【MLB】大谷翔平ら主力が復帰、打線爆発で全米注目「フリーウェイ・シリーズ」からの巻き返しなるか

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

大谷翔平の所属するロサンゼルス・エンゼルスは、14日(日本時間15日)からロサンゼルス・ドジャースとの「フリーウェイ・シリーズ」に臨む。借金4を抱え、ア・リーグ西地区3位に後退したエンゼルスとしては、ナ・リーグ西地区1位(現地12日時点)に立つドジャースとの「インターリーグ」をきっかけに再浮上を狙いたいところだ。

大谷は12日(日本時間13日)の試合を欠場しており、リフレッシュ後の爆発に期待がかかる。米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」などが「フリーウェイ・シリーズ」を特集している。

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■MVP受賞者が揃う豪華カード

お互いの本拠地が高速道路で結ばれていることから名付けられた「フリーウェイ・シリーズ」。ニューヨークの「サブウェイ(地下鉄)シリーズ」、ヤンキース対メッツに並ぶ人気の試合で、今年はエンゼルスのマイク・トラウト、大谷翔平、ドジャースのムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンらMVP受賞者が顔を並べる豪華カードとなっている。

チームワーストを更新する14連敗を喫し、監督交代にも踏み切ったエンゼルスが、9年連続ポストシーズン進出を果たしている強豪ドジャースに挑む構図が考えられるが、実は首位に立っているもののドジャースも調子は良くない。最近13試合では4勝9敗と大きく負け越し。序盤は好調だった打線も直前の遠征(6連戦)では、4敗中2回完封負けを喫した。その結果、首位をキープしているとはいえ、現地12日時点で2位に0.5ゲーム差に迫られる事態となっている。

チームの失速を受けて、デーブ・ロバーツ監督は「攻撃陣に勝つために必要なことは何でもするという切迫感がない」と低調な打線を嘆いたほか、遊撃手のトレイ・ターナーも「我々はもう少し積極的に、自信を持った方が良い仕事ができると思う。ただ、待っているのではなく」と話すなど、低調なチーム状態を表すコメントが多く並ぶようになっている。

■打撃好調ウォードが戦列復帰へ

一方、ジョー・マドン監督解任というカンフル剤を打ったエンゼルスも上向かず、フィル・ネビン監督代行が指揮を執って以降も2勝4敗と苦しい戦いが続いている。しかし、「フリーウェイ・シリーズ」からは、右翼手でありリードオフマンのテイラー・ウォードが復帰する予定。右ハムストリングの張りで9試合欠場したが、5月中旬まではメジャー上位の打撃成績を残していただけに、同選手の復活は心強い。

このため、ウォード、トラウト、大谷、アンソニー・レンドンという主力4選手が5月20日以来、揃って先発を果たすことになりそうだ。ウォードは「みんなの戦列復帰に興奮しています。うまくいけば、チームを再び軌道に乗せることができると思う」と話し、自信を見せた。また、先日サイクル安打を達成した一塁手のジャレッド・ウォルシュも「我々は歯車がかみ合ったとき、リーグで最高のチームの一つだと思う」と強気のコメントを発している。

米地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は、今週のドジャー・スタジアムでの決戦について、「両チームが足場を固め、再び勢いを取り戻そうとする戦い」と評した。上昇の足掛かりをつかむのは、どっちだ。

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文・SPREAD編集部


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