アトランタ・ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたピッツバーグ・パイレーツ戦に「1番・右翼」で先発出場。今季35号ソロを含む4打数3安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した。
■【実際の映像】打った瞬間に自身は確信、スタジアムは歓喜の渦……アクーニャJr.、驚愕の特大35号
■オルソンらとMVPを争う
本塁打王争いトップに立つマット・オルソンらと並びブレーブス打線をけん引するアクーニャJr.が、パイレーツ相手に猛打を発揮した。
4回の先頭打者で迎えた第3打席、アクーニャJr.はミッチ・ケラーの初球の速球を捉えると、打球角度26度の打球がセンター寄りの右中間へ一直線。打球速度110.6マイル(約178キロ)、飛距離455フィート(約139メートル)の特大弾となった。
この試合でタイムリーも放ち4打数3安打2打点としたアクーニャJr.は打率.334、35本塁打、90打点でOPSは.999。盗塁は2位以下に大差をつける63と各スタッツで異次元の数字を残している。
アクーニャJr.は今季すでにメジャー史上初の「30本塁打60盗塁」を記録しているが、ブレーブスはレギュラーシーズンを22試合残している。「40本塁打70盗塁」という前人未到の記録も視界に入ってくる。
ナ・リーグのMVP争いでも最有力候補に挙がるアクーニャJr.が、今季どのような数字を最終的に残すのかは期待が高まる。
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文●SPREAD編集部