ポスティングシステムを利用し、メジャー移籍を目指す山本由伸投手が12日(日本時間13日)、ドジャースと面談を行った。米スポーツ専門サイト『The Athletic』のケン・ローゼンタール記者らは「ショウヘイ・オオタニ、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンのスター選手3人が、面会に参加した」という情報を4人の関係者から入手したと自身のX(旧ツイッター)に投稿した。
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■「ほんの2週間前、相手側だっだオオタニが……」
米スポーツ専門サイト『The Athletic』は「ショウヘイ・オオタニの初仕事:ドジャースが山本由伸を説得するのに貢献」と題した記事を公開。ことの詳細を報じた。
記事によると、面談には山本を気に入っているというムーキー・ベッツ内野手や、フレディ・フリーマン内野手、ウィル・スミス捕手も参加していたとした。なかでも「最も注目に値する名前は、木曜午後の記者会見で正式に紹介される新人ドジャーだった」と入団したばかりの大谷翔平投手にスポットを当て、「ほんの2週間前、相手側にいたオオタニが……」と驚きを綴った。
さらに大谷が合意した10年総額7億ドル(約1015億円)の巨額契約についても言及し、「オオタニのアイディアで結ばれた97%を後払いにするという前例のない契約は、まさにこのためだった」とし、「ドジャースはすでにうらやましいトリオを獲得した。オオタニがチームに加わっても、彼らは止まらない」と、大谷獲得後も勝利のために補強を続ける球団の姿勢を伝えた。
山本はこれまでにメッツ、ジャイアンツ、ヤンキース、ドジャースと面談。今後も、レッドソックス、ブルージェイズと交渉するものとみられている。山本はどのような決断を下すのか、今後の動きにも注目したい。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)