ドジャースと正式契約を結んだ大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、本拠地ドジャースタジアムで入団会見に臨み、真新しいユニフォーム姿で来季への意気込みを語った。
同席したデーブ・ロバーツ監督は翌日、現地のラジオ番組にゲスト出演。大谷の将来的な起用法についてプランの一部を明かしてくれた。
◆大谷翔平の来季成績予想が「39本塁打104打点」に“上方修正” 強豪ドジャース入団で米データサイトが再評価
■“三刀流”が再び実現の可能性も……
米ポッドキャスト「ダン・パトリック・ショー」で、大谷のドジャース1年目の役割について問われたロバーツ監督は「それは2文字です。DH」と即座に回答。一方で「ショウヘイとは、9月に肘の怪我が回復したら、左翼手でボールを投げても構わないかという話も少しした」と語り、話題を呼んでいる。
「オオタニは「腕に問題がなければ、受け入れる」と言っていたよ。(今後に向けて)そこで様子を見ることになるだろう。まだまだ時間がかかる話だけれどね」と、ロバーツ監督はあくまで時期尚早としながらも、左翼手を含めた“三刀流”の可能性を匂わせた。
ドジャースは来季ムーキー・ベッツが二塁手に専念するため、外野陣は右翼手にジェイソン・ヘイワード、中堅手にジェームス・アウトマン、左翼手にクリス・テイラーが起用される見込みだ。大谷は2021年に右翼手として6試合、左翼手として1試合に出場。これから30代を迎え、万が一、投手としてのパフォーマンスが振るわない場合でも、外野手への道が開ければドジャースも起用法に幅を持たせることができる。
まずは肘の回復が最優先となるが、来季終盤には「左翼手・大谷」が再び見られるかもしれない。
◆大谷翔平の代理人バレロ氏、“秘密主義”との批判に反論「情報共有には100%反対、今後も同じ方法を取る」と強気
◆「世界最強トリオに選出」大谷翔平、ベッツ、フリーマンが“得意な打順”を公式データで読み解く
◆【実際の画像】大谷翔平が全米50州でどれだけ注目を集めているかが一目瞭然! 米データサイトが公表した「州別の閲覧数トップ選手」まとめイラスト
(H.Ariga/SPREAD編集部)