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【MLB】大谷翔平vs.ダルビッシュ有の開幕戦チケット即完、日本ファンはJTB頼み 早くもセカンダリー市場では定価より19万円アップか

 

ドジャース・大谷翔平(C)ロイター
ドジャース・大谷翔平(C)ロイター

3月20日にソウルで行われるドジャースパドレスの開幕戦チケットが26日夜に発売された。ただ、チケット販売サイトにはアクセスが殺到。待機リストに一時4万人が登録する争奪戦となり、即完売となった。今回チケットを入手できなかった日本のファンは、MLBと提携している旅行代理店JTBが販売する観戦ツアー(詳細は2月に発表)に望みをかけることになりそうだ。

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■事実上、韓国在住者しか購入できない仕組み

開幕戦チケットの販売開始は26日午後8時。米メディア『ブルームバーグ』よると、予約サイトはスタートからパンク状態。5分後に約3万人が待機状態となり、それから15分後にはその数が4万人に増えたという。結局、全席が即完売となり、まさにプラチナチケットとなった。

今回は開幕シリーズの冠スポンサーとなっている韓国の動画配信サービス『クーパンプレイ』に加入する有料会員のみが購入可能で、韓国国内の携帯電話番号や韓国の住民登録番号の入力も必要だったため、事実上、韓国在住者のみがチケット争奪戦に参加できる状況だった。

さらに会場となる高尺(コチョク)スカイドームの収容人数は1万6000人しかなく、もともとの販売枚数が少なかったため、激しい争奪戦が予想されていた。

3月21日に行われる開幕2戦目のチケット予約は3月1日に予定されているが、今回と同様の仕組みが採用されると見られ、日本のファンからは嘆きの声が聞こえてくる。ただ、朗報もある。

日本の大手旅行代理店JTBは26日、MLBと国際的なパートナーシップを締結したと発表。その上でオフィシャルパートナーとして、ドジャースとパドレスの開幕シリーズの観戦ツアーを販売すると明らかにした。価格や販売開始時期、販売方法など詳細は2月上旬に発表される予定のようだが、日本のファンにも観戦の道が開かれたことになった。

■パ軍のシーズンチケット会員にもチャンス

また、米地元紙『サンディエゴ・ユニオン・トリビューン』によれば、パドレスのシーズンチケット会員にも割り当てがある模様。購入希望者は現地2月2日の午後11時59分までにエントリーを完了させる必要があり、応募は1アカウントにつき1回まで。当選者には2月9日までに通知されるという。すでに会員にはメールで連絡が来ているそうだ。

今回の開幕シリーズにおいて、『クーパンプレイ』はチケットの転売を厳しく取り締まると宣言しており、入場時に身分証明書の確認を行うなど注意喚起しているが、セカンダリーマーケットが合法の米国などでは出回る可能性もある。同紙は席種には触れなかったが、25日(日本時間26日)時点で、再販サイトの「viagogo.com」では公式販売価格より1300ドル(約19万円)以上プラスされ、すでに売りに出されていたと記した。

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チケットを購入するのも大変だが、試合当日も身分証明書を持たない人が来場し、混乱する可能性がありそうだ。

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文●SPREAD編集部