ドジャースは今オフ積極的な補強を敢行し、大谷翔平投手をエンゼルスから、山本由伸投手をオリックスから獲得するなど移籍市場の目玉となっていた日本のスター選手の2枚獲りに成功。また、6日（日本時間7日）にはクレイトン・カーショウ投手と1年で再契約を結ぶなど、世界一へ向けての陣容を整えている。
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■世界一奪還臨むスーパースター
米『FOXスポーツ』は、「ドジャースが信じられないほどのオフシーズンを過ごし、現実を受け入れる」と題した特集記事を掲載。今オフの動きについて振り返っている。
同メディアは大谷獲得時の状況について、「2度のMVPに輝いたオオタニとの会談で、（ドジャースが）過去10年間でワールドシリーズのリングを1度しか獲得できなかったのは失敗と語った」とつづり、世界一奪還を強く望む大谷獲得に大きく働いたとみている。
また、大谷の後を追うように入団を決めた山本については、「日本プロ野球のスーパースター、ヨシノブ・ヤマモトに対する熱中度は他とは異なっていた」と述べ、ヤンキースなど他の有力候補を振り切っての獲得に言及している。
さらに、今オフにメジャーへの移籍志望を出しながら、最後は残留した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手にも触れ、「ヤマモトと同じくNPBの傑出した投手であるロウキ・ササキのことをどれほど高く評価しているか。『何年も前から』知っている」と将来のドジャース入りの可能性についても含みを持たせている。
大谷、山本という日本選手を獲得したドジャース。将来的なメジャー移籍が有力視される佐々木が加わる未来はあるのだろうか。
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（Y.Imoto／SPREAD編集部）
