【インタビュー】「卓球より勉強が大事」15歳・張本美和が語った過去、今、未来 家族と女王への想い…見据える世界一「五輪金が最大の夢」

 

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【インタビュー】「卓球より勉強が大事」15歳・張本美和が語った過去、今、未来 家族と女王への想い…見据える世界一「五輪金が最大の夢」
パリ五輪出場を決めるなど充実の時を過ごす張本美和(C)WTT

■「人間力も重要になってくる」

今年の全日本選手権では2位に入り、先月行われた世界卓球では銀メダル獲得に貢献。15歳にして五輪初出場も決めた。ここからのキャリアには周囲からの関心が寄せられる。張本は「五輪で金メダルを獲ることが最大の夢」と世界一を第一の目標に掲げる。そんななかでも、「チャンピオンになるような選手は卓球が強いだけじゃない。人間力も重要になってくると思います」と述べており、選手として頂点を目指すとともに、人間的な成長もカギを握るとしている。

そんな張本が目指すのが、世界ランキング1位の孫穎莎。群雄割拠の女子卓球界でもその実力は群を抜く。昨年はフルゲームの激闘を演じた女王について、「練習した時は『30回打つけど、終わらなかったらごはん抜きね』みたいに面白味を入れてくれる。もちろん真剣なんですが、練習のなかでもそういうことをしているから強くなる」と練習時のひと時を振り返りながら、その強さの秘訣を分析する。

世界ランキング1位に君臨する孫穎莎(C)ロイター

今の卓球界を席巻し、若くして日本女子の中心選手へと進化を遂げようとしている張本。今後世界ランキングトップ10入りや、初出場を控えたパリ五輪での活躍など、世界の大舞台を経験することで、無限の可能性が15歳の卓球人生には広がっていく。「ファンのみなさんは結果を見ることが一番だと思うので、結果を出せるように自分の力をつけていきたい」と語った張本。これからのさらなる飛躍に期待せずにはいられない。

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取材・文●井本佳孝(SPREAD編集部)

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