パリ五輪バドミントン女子ダブルスで銅メダルを獲得した「シダマツ」こと志田千陽・松山奈未組が29日、韓国オープンの2回戦に臨んだが、試合途中で棄権した。一夜明けた30日、志田が自身のインスタグラムのストリーズに投稿。「試合ができるコンディションではなかった」と明かした。
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■韓国オープン2回戦に登場も……
韓国オープンに参戦していた「シダマツ」。29日の2回戦で台湾ペアと対戦したが、第1ゲーム途中で棄権した。
志田は「いつも応援ありがとうございます。韓国オープンは試合ができるコンディションではなかった為、棄権する選択をとらせていただきました」と記し、棄権理由を説明。その上で「また次の試合に向けて、コンディションを整えていきたいと思います」とつづり、前を向いた。
また、2人が所属する再春館製薬所バドミントン部も30日、公式サイトを更新。「志田千陽選手、松山奈未選手(シダマツペア)の2名はコンディション調整の為、韓国オープンは棄権という形を取らせていただきました」と報告した。
■次回は中国オープンに参戦予定
同サイトはシダマツの今後について「9月17日から開催の『中国オープン2024(Super 1000)』に出場予定となります。またシダマツペアらしいプレーをお見せできるよう準備してまいります」と言及。「皆様からたくさんの温かい応援のお言葉を賜り、心より感謝申し上げます。今後ともくまもと再春館製薬所バドミントン部の応援をよろしくお願い申し上げます」とした。
パリ五輪から帰国した2人は、凱旋試合となる「ジャパン・オープン」にも出場。しかし、23日の準々決勝を終えた後、松山が体調不良を訴え、メディア対応の途中で退席。この時は志田が1人で取材に応じていた。
韓国オープンでのコンディション不良について、現時点で具体的な症状は明かされていない。パリ五輪の疲労から回復していないのか、休息を求めるファンの声は少なくない。
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