【MLB】「ベッツだけではなかった」キケ・ヘルナンデスも嘔吐で欠場に……米メディアは救援投手にも“東京遠征前”から似た症状があったと報道

 

A.Kudo/SPREAD編集部

【MLB】「ベッツだけではなかった」キケ・ヘルナンデスも嘔吐で欠場に……米メディアは救援投手にも“東京遠征前”から似た症状があったと報道
エンリケ・ヘルナンデス(C)ロイター

“キケ”の愛称で親しまれるドジャースエンリケ・ヘルナンデス内野手は27日(日本時間28日)、本拠地ドジャースタジアムでのタイガース戦を体調不良により欠場した。

米複数メディアはE・ヘルナンデスは「嘔吐の症状があり、胃腸炎(またはそれに似た症状)を患っている」と報道。デーブ・ロバーツ監督も「ムーキー(ムーキー・ベッツ内野手)が経験したようなことにならないことを祈るしかない」と懸念していると報じた。

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■「体調が悪くてよく眠れず、食べ物を口に運べない」

ドジャースは「MVPトリオ」の一角ベッツが25日(同26日)にドジャースのラインナップに復帰。ホーム開幕戦のラインナップにも名を連ねたが、この日はE・ヘルナンデスが嘔吐の症状に見舞われ欠場を発表した。

ロバーツ監督はE・ヘルナンデスの欠場について「今日、彼からメールが来た。体調が悪くてよく眠れず、食べ物を口に運べないという内容だった」と症状を明かし、「彼に水分補給と休養を取らせようとしている。できれば彼から離れていたいと思う」と記者らに語った。

また、似たような症状により2週間近くの闘病生活で体重が11キロも減ってしまったベッツに言及。「(もし、ベッツの病気がE・ヘルナンデスにうつっていたとしたら)もっと早くそうなっていたはずだ」とベッツの体調不良とは無関係だろうとした上で、「ムーキーが経験したようなことにならないことを祈るしかない」とE・ヘルナンデスの容態を案じた。

■救援投手は「まもなく」練習再開を予定

さらに、米メディア『オレンジ・カウンティ・レジスター』は「どうやら、チームがアリゾナにいる間に胃腸炎にかかったのはベッツだけではなかったようだ」と報道。救援投手のマイケル・コペックも、東京遠征前から同様の症状で体調を崩していたことを伝えた。

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コペックについて、ロバーツ監督は「ムーキーと似たような症状だが、それほど重症ではない」と楽観的な様子で、コペックもまもなく投球練習を再開する予定だという。

ベッツとコペックを苦しめた症状は回復までに長期間を要している。E・ヘルナンデスは東京シリーズ第2戦で1号2ランを放つなどチームの2連勝に貢献した。米国での復帰はいつになるのか、早急に回復することを願うばかりだ。

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