総合格闘技イベント「RIZIN.50(ライジン50)」は30日、あなぶきアリーナ香川にて開催。
試合の合間でRIZINフライ級王者の堀口恭司がリング上に登壇し、かねてから噂されていたUFC復帰が決まったことを報告した。
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■UFCのベルトを巻いて戻ると約束交わす
RIZIN香川県大会のリングに上がった堀口は笑顔で登壇し、「UFC決まりました!」と報告。「これからがスタート。日本人初のベルトを巻きたいと思うので、ぜひ応援してください」と語った。
RIZINの榊原信行CEOは「RIZINを主催する代表としては、このままフライ級でベルトを防衛して欲しいのが本音です。でもRIZINの将来、日本の格闘技の将来を考えたら、あの憎きUFCのベルトはRIZINの王者が獲るしかないんだって!」と吐露。
堀口に対して「(朝倉)海も挑みました。今度は本当に恭司が(ベルトを)巻いて、ここに戻ってきてよ。それまで俺たちはこの舞台をみんなで守るから。約束してよ」と言うと、堀口は笑顔で「約束します」と応えた。
最後に榊原CEOはUFCタイトルへの熱い思いを語り、「アジアの男子選手でUFCのベルトを巻いた男は一人もいないんです。きっと恭司がやってくれます。みんなで全力で応援してください」と堀口への熱い応援を呼びかけた。
堀口はUFC復帰に伴い、RIZINフライ級のベルトを返上。今年の7月、9月、大晦日には「フライ級GP」を行うことが発表され、優勝者にはGP王者と、堀口が返上したフライ級ベルトのダブルタイトルが贈られるという。
同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。
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