ドジャースの大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、本拠地ドジャースタジアムでのブルージェイズ戦に「1番投手兼DH」で先発出場。連勝で迎えたワールドシリーズ第4戦のマウンドに上がり、7回途中93球を投げて6安打1四球4失点6奪三振。6回まで2失点で凌ぐも、走者を出して降板。後続が打ち込まれて黒星を喫した。
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■6回まで好投を見せるも……
初回のハイライト
大谷は初回の立ち上がり、先頭のネイサン・ルーカス外野手を左邪飛に打ち取ると、2番ブラディミール・ゲレーロJr.内野手を外角スイーパーで空振り三振に。四球と内野安打で得点圏に走者を背負うも、後続を切って無失点の立ち上がりを見せた。
2回表はわずか7球で三者凡退。3回表にゲレーロJr.に逆転2ランを被弾したが、崩れることなく4回表は三者連続三振。5回表には、被弾したゲレーロJr.に対して、この試合最速タイの99.0マイル(約159.3キロ)を2球計測。中直に打ち取り無失点で切り抜けた。
その後6回まで2失点で凌いだ大谷は、7回表のマウンドにも上がるもドールトン・バーショ外野手に右前打、アーニー・クレメント内野手に二塁打を浴びたところで降板。後続のアンソニー・バンダ投手が適時打と内野ゴロで失点。さらにブレイク・トライネン投手も捕まり、ダメ押し点となった。
■「7回まで投げ切れれば」と反省
試合後にメディアの取材に応じた大谷は、「(延長18回を戦った前日は)2時くらいにベッドに行きました。睡眠はとれましたし、それなりの体調ではマウンドに行くことはできました。最低でも6回、今日は7回まで投げ切れれば一番良かったですけど……そこができなかったのが悔やまれるところかなと思います」と話し、自身の登板を振り返った。
大谷はこの試合、6回0/3を投げて6安打4失点6奪三振。自身初のワールドシリーズの登板で、悔しい黒星を喫した。試合は2-6でドジャースが敗れ、対戦成績は2勝2敗のタイに。明日第5戦も地元ドジャースタジアムで開催され、決着は敵地トロントに持ち込まれた。
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