【競馬】三冠馬vs.名牝の舞台は大阪杯か宝塚記念か コントレイル、デアリングタクト、クロノジェネシスの動向を読む

日本中央競馬会(JRA)は27日、3月27日のドバイ国際競走に予備登録した日本調教馬58頭を発表。このうち、昨年の宝塚記念有馬記念を制したクロノジェネシスは、ドバイシーマクラシック(GI、メイダン芝2410m)とドバイターフ(GI、メイダン芝1800m)の2レースに登録した。

ただし、本馬が所属するサンデーサラブレッドクラブの公式ホームページでは、出否未定と発表。4月25日の香港クイーンエリザベス2世C(GI、シャティン芝2000m)または、4月4日の大阪杯(GI、阪神芝2000m)を候補に挙げている。

昨年、ドバイ国際競走は新型コロナウイルスの感染拡大により急転中止。既にドバイへ現地入りしていたアーモンドアイら日本調教馬や関係者らが、レースを迎えることなく帰国するという事態があった。状況次第では、クロノジェネシスの上半期は国内専念もありえる。

◆三冠馬3頭が激突、伝説の第40回ジャパンCレース動画

■夢の対決は大阪杯か宝塚記念か

その大阪杯は、昨年の無敗三冠馬ジャパンC2着のコントレイルが始動戦に挙げており、クロノジェネシスの動向次第では、ここで初対決の可能性が出てくる。コントレイルは2歳時のホープフルS三冠制覇で既にGI4勝。陣営は父ディープインパクトの“七冠”超えを強く意識しており、大阪杯を勝てばGI5勝目となり、その先の6月27日の宝塚記念(GI、阪神芝2200m)も制すれば、早くも“七冠”リーチとなる。

ジャパンCで名牝・アーモンドアイに屈した無敗の三冠馬。次に立ちはだかるのは、グランプリ連覇の名牝・クロノジェネシスかもしれない。

一方、昨年の無敗牝馬三冠馬ジャパンC3着のデアリングタクトは、始動戦を3月14日の金鯱賞(GII、中京芝2000m)としている。その後は流動的で、中2週となる大阪杯への参戦は微妙か。

金鯱賞の後の番組を見ると、5月16日のヴィクトリアマイル(GI、東京芝1600m)か、6月6日の安田記念(GI、東京芝1600m)が考えられるが、そもそも京都記念ではなく金鯱賞を選択した理由が、ジャパンCで見せた「左回りのモタれ」の確認。ここで左回りが不得意という判断が下れば、左回りのマイルGIではなく、6月27日の宝塚記念(GI、阪神芝2200m)に目標を定めてくるのではないか。

つまり、クロノジェネシスが海外遠征ではなく国内専念とし、デアリングタクトの目標次第では、上半期でコントレイルとの激突が実現することになる。

アーモンドアイコントレイルデアリングタクトによる世紀の対決に沸いた昨年のジャパンC。今年は大阪杯または宝塚記念で、三冠馬vs.名牝対決という夢のカードが見られるかもしれない。

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文・SPREAD編集部


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