【甲子園】浦和学院・渡邉勇太朗は何でエースナンバーじゃないの?…”背番号11″を着けるまで

浦和学院(南埼玉)の渡邉勇太朗投手が初戦に続き2試合連続で好投を見せた。

全国高校野球選手権大会3回戦で二松学舎大付(東東京)と対戦した浦和学院は、渡邉投手が相手打線を5安打、10奪三振、無失点に抑える好投を見せたこともあり6-0で快勝した。

初戦は仙台育英を6回3安打、7奪三振、無失点に抑えており今大会15イニングを投げて無失点ピッチングが続く。

渡邉投手が好投を続ければ続けるほど高校野球ファンの目は自然と背番号に集まる。今大会の渡邉投手はエースナンバーの1ではなく11をつけており、SNS上では「浦学の渡邉くんってエースではないの?」「エースナンバーでもいいやろこれ」「なんで渡邊君エースナンバーじゃないの??」と注目されていた。

プロも注目の2枚看板だった佐野涼弥と渡邉勇太朗

この世代の浦和学院はもともと最速149キロ右腕の渡邉投手と、キレ味鋭いスライダーを武器に三振の山を築く左腕・佐野涼弥投手がプロも注目する2枚看板だった。

佐野投手は、最速143キロの速球とスライダーの組み立てで打者を切って取る姿から、桐光学園時代の松井裕樹投手(楽天)を彷彿させると評判だったが、昨夏の埼玉県大会決勝では大乱調。

リリーフ登板からの連続四死球で花咲徳栄に敗れ甲子園への道を閉ざしてしまった。試合後には精神的な理由から動作に支障をきたす『イップス』に近い状態に陥る。

そこからの復帰を目指したが春先に肩を痛めてしまい、今夏はマウンドに上がっていない。それでも持ち前の長打力を買われ外野手で起用された佐野投手は、今夏の南埼玉大会優勝に貢献し甲子園では5番・レフトでプレーしている。

2年生時の輝きを知る高校野球ファンからは、「浦学は左の佐野が本調子なら、大阪桐蔭といい試合しそうってのは思った」「浦学は佐野が調子戻せばマジで優勝狙えそうだな」「個人的にこの世代の浦学のエースは佐野。それくらい県でずっと無双していたから」と復活を望む声も出ているが、点差が開き4投手を登板させた仙台育英戦でも佐野投手はマウンドに上がっておらず、今夏の登板は難しそうだ。

2枚看板が揃って離れたマウンドを守った河北将太

佐野投手の離脱により左右のエースから、絶対的なエースに一皮むけることを期待された渡邉投手だが、2018年3月に右ヒジを痛め春季埼玉県大会ではベンチから外れる。

5月の関東大会では復帰して千葉黎明との試合に先発登板するも状態が万全かは疑問も残るところだった。

2枚看板が1枚に減り、残った1枚も故障明けで不安がのこるなか、安定感ある投球でチームを支えたのがエースナンバーを着けている河北将太投手だった。

森士監督は甲子園でも南埼玉大会と同様に1番・河北投手、11番・渡邉投手の背番号を与えている。

二松学舎大付を完封した渡邉投手だが、森監督は「これが高校に入ってから初めての完投」と話しており、球数109球ながら9回を投げきった疲れが気になる。

中1日で行われる準々決勝でも好調の渡邉投手を先発させるのか、それとも6人が投手登録されている選手層の厚さを活かし、先発を変えてくるのか浦和学院の投手起用に注目したい。

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