中谷潤人、打倒・井上尚弥のカギは「ボディを守ること」と海外メディア指摘 もう1つのポイントは“大一番の空気”「のまれたら命取り」【ボクシング】

中谷潤人、打倒・井上尚弥のカギは「ボディを守ること」と海外メディア指摘 もう1つのポイントは“大一番の空気”「のまれたら命取り」【ボクシング】
井上尚弥、中谷潤人 (C) Getty Images

世界スーパーバンタム級4団体統一タイトルマッチは2日に東京ドームで行われる。4団体統一王者・井上尚弥(大橋)とWBA&WBC&WBO同級1位・中谷潤人(M.T)が激突する世紀の一戦を巡っては、海外メディアも大注目。米スポーツサイト『SBNATION』は、中谷が直面する課題にも言及した。

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■ブックメーカーのオッズは井上優勢

32戦全勝同士の無敗対決は、全世界注目のビッグマッチ。大手ブックメーカー『DraftKings』の勝者予想オッズを見ると「井上-400/中谷+300」で、チャンピオン支持が優勢となっている。

この流れを受けて、米スポーツサイト『SBNATION』も井上有利を強調。「彼を並外れた存在にしているのは、その安定感だ。井上には本当に『調子の悪い夜』というものがない。これまで戦ってきた相手は全員、彼のリズムを崩して自分のボクシングをさせない方法を見つけることができなかった」と主張した。

そして、「ところどころでやりにくそうな場面があっても、彼は落ち着きを保ち、すぐに立て直す。そして、最終的には彼の戦い方が試合を支配し、文句なしの勝者として終えた」と記した。今回も結局、危ない場面があったとしても「無敗のまま王座を防衛するのではないか」と予想した。

一方の中谷についても「素晴らしいファイター」と称賛。その上で「彼がやらなければならないのは、チャンピオンのリズムや流れを本格的に崩し、大きな勢いに乗らせないことだ。そして、ボディを守ることが、中谷にとって試合の展開を左右する重要なカギになる」とし、要所で距離を詰めてくる井上のボディショットを浴びないように促した。

■大舞台特有の重圧を克服できるか

もう1つ、同メディアが克服すべき課題として挙げたのが、“大舞台”での緊張感。5万人超が詰めかけるビッグイベントだが、「大一番の空気にのまれる選手がいるとすれば、それは中谷の方だろう。今回は両者にとって特別な舞台になるが、それでも井上のほうが中谷よりもはるかに多くのビッグマッチのメインイベントを経験している」と指摘。

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「だから、立ち上がりで少し硬くなって2、3ラウンドを落としてしまうと、中谷は一気に不利な状況に追い込まれる。試合前から感じている重圧に加え、リング上でも序盤からプレッシャーを感じるようなら、それはもう命取りになるかもしれない」と不安視した。

井上という強大な敵に加え、これまで経験したことのない大舞台による重圧……。中谷は不安要素を振り払い、勝利を手にすることができるか。

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