スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が6日、日テレ系ニュース番組『news zero』に生出演。2日に東京ドームで行われた中谷潤人(M.T)との激闘を振り返りつつ、現在の心境を語った。
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■「ゴールは35歳、キリがいい」6年前コメント
様々なテーマでトークが進む中、6年前の出演VTRも流れた。そこで、当時の井上は「ゴールは35歳。いいパフォーマンスができる年齢というのも伸びてきているし、35歳はキリがいいのかなと思っている。そして、最終挑みたいと思っているのはフェザー級」とコメントしていた。
スタジオで改めて、35歳での引退プランについて聞かれると「変わっていない。いいところを捉えています、6年前の自分は」と話し、その真意について「(インタビューを受けたのは26歳で)9年先、6年後の自分がどうなっているかなんて正直分からないじゃないですか。それが33歳になって、あと2年となった時、(6年前の自分は)いいところを捉えているなと」説明した。
その上で、「今は年齢ではなくて自分の気持ち。練習に取り組む気持ちが、今までのものとは違うとなった時。その時はボクシングに対する気持ちが変わってきていると思うんです」と現在の思いを吐露した。
■「なんかギリギリで勝てちゃった」はダメ
続けて「今までここまで追い込めて、これだけ準備して挑めていたものが、『なんかこれぐらいしか準備していなくて試合に挑んでしまった、でもなんかギリギリで勝てちゃった』……。そういうのは自分は嫌。妥協する気持ちが入ってきてしまったら、それはもう35歳になってなくてもきっと辞めると思う」と“引退の美学”を語った。
また、注目されるフェザー級への挑戦については「自分もそうですが、大橋会長、父としっかりと相談して(決めたい)」とし、「(ボクシングは)階級制のスポーツですし、(自分はすでに)骨格を飛び越えた階級にきているので、そこから(さらに階級を)上げるのは、やはり勝ち負けではなく危険を伴うスポーツなので、慎重になって決めたい」と述べるにとどめた。
井上の次戦を巡っては、スーパーフライ級のWBC&WBA&WBO世界3団体統一王者のジェシー“バム”ロドリゲス(米国)との対戦が伝えられている。その後、フェザー級への挑戦となるのだろうか。今後も「モンスター」の動向から目が離せない。
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