八村塁が所属するレイカーズは11日(日本時間12日)、サンダーとのカンファレンス準決勝第4戦に臨んだが、110-115で敗戦。この結果、4連敗のスイープを喫して今季の戦いを終えた。八村は今オフにフリーエージェント(FA)となるが、今プレーオフでの活躍もあり、チームは残留を要請する見込みとなっている。
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■3P成功率は歴代1位
今回のプレーオフで目覚ましい活躍を果たした八村。計10試合(すべて先発)の出場で、平均17.5点(FG成功率54.9%)、4.0リバウンド、1.7アシストを記録。特に3Pの成功率は56.9%という驚異の数字を残した。
この「56.9%」という記録は、単年のプレーオフに限ればレイカーズ史上1位であり、NBA全体でも歴代3位に入る(試投50本以上が対象)。さらに、5度出場しているプレーオフ通算での3P成功率は「51.6%」となっており、これはNBA全体で歴代1位に立っている(試投100本以上が対象)。
有数のシューターとして歴史に名を刻んだ八村だが、今オフに自身2度目となるFAを控えており、動向が注目の的となっている。
そんな中、米スポーツメディア『The Athletic』は12日(同13日)、「レイカーズは、八村の残留を最優先事項とする可能性が高い」と指摘。「28歳の彼もチーム残留を望んでいると見られている。今季のレギュラーシーズンでは3P成功率が44.3%を記録し、ロッカールーム内でも好かれている存在だ」と紹介した。
■チームに不可欠な存在
その上で「トレード期限にルーク・ケナードを獲得して以降、レイカーズが今季最高の内容を見せたことも、ルカ・ドンチッチの周囲にシューターを配置する重要性を示している」と主張した。
また米地元紙『カリフォルニア・ポスト』も「もしレイカーズが八村を何の見返りもなく手放すなら、彼らは単なるロールプレーヤーを失うだけではない。プレーオフで最も安定したパフォーマンスを見せた選手を失うことになる。現王者(サンダー)とのシリーズで、毎試合しっかり結果を出していた唯一の選手を失うのだ」と記し、チームにとって不可欠な存在だと訴えた。
オフには「キング」ことレブロン・ジェームズもFAとなり、現役続行か引退かという判断も注目の的となっている。そのほか、選手オプションを行使すればオースティン・リーブスという大黒柱もFAとなり、レイカーズは来季からいよいよ、ドンチッチ仕様のチームに生まれ変わることが予想されている。
終戦後の会見では、「代理人が交渉している」として去就について明言しなかった八村。残留予想が優勢だが、果たしてどうなるか。今後の展開から目が離せない。
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