北京五輪フリースタイルスキー女子ハーフパイプは18日、雲頂スノーパークで決勝が行われ、アメリカ生まれながら中国代表として出場している谷愛凌(アイリーン・グー)が金メダルを奪取した。谷は今大会、ビッグエアで金、スロープスタイルでは銀メダルを獲得しており、2冠達成となった。
◆【実際の映像】今五輪の“顔役”らしい圧巻の活躍 谷愛凌が2冠を確定させたハーフパイプ2本目でのパフォーマンス
決勝1回目の滑走で93.25点とトップに立つと、2回目では95.25点とさらに得点を伸ばし、3回目の滑走を待たずして金メダルを確定させた。
谷はモデルとして活躍するなど注目を集め、Instagramのフォロワーは100万人を超える。中国を象徴するアスリートとして国内でも人気を博しているが、アメリカとの二重国籍問題などをかかえている。ネイサン・チェンが中国代表として金メダルを獲得した……そう例えると、我々日本人にもその複雑さが理解される。
文・SPREAD編集部