【北京五輪/カーリング】五輪を照らしたロコ・ソラーレの笑顔「日本と一緒に戦うのは楽しい」海外勢も賛辞贈る

決勝戦で健闘したカーリング女子日本代表(C)Getty Images

日本代表ロコ・ソラーレは決勝でイギリスに敗れたものの、2018年平昌大会の銅を上回る銀メダル獲得となった。金メダルには届かなかったものの、日本カーリング史に残る快挙に、海外メディアも賛辞を贈った。

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■五輪公式「4年前から本当に進化した」

4年前の3位決定戦の再現となった決勝。当時は日本が勝利したが、今回はイギリスに3-10で敗れ、リベンジされた。決勝のショット成功率は、スキップ藤沢五月が69%、サード吉田知那美も64%に甘んじ、望みが絶たれた第9エンド終了でコンシードを告げるほかなかった。

メダリスト会見に臨んだセカンド鈴木夕湖が「不完全燃焼」と振り返ったように、決勝では実力を出し切れず、逆に天才スキップのイブ・ミュアヘッド率いるイギリスはミスなく進め、結果的に完敗となってしまった。それでも、ロコ・ソラーレが見せた笑顔やチームの一体感は多くの称賛を集め、ミュアヘッドも「カーリングにとって笑顔は大事。日本とは一緒に戦っていて楽しい」とコメント。また、五輪公式Twitterは「準決勝で見事なパフォーマンスを披露した彼女たちは、2018年平昌大会で獲得した銅メダルから本当に進化した」とつづった。もちろん、同日本語アカウントも「逆境を持ち前の明るさで乗り越えていく姿は、多くの人々に勇気を与えました」と賛辞を贈った。

米NBCは決勝戦について分析。「イギリスも日本も今回の五輪は、攻撃的で冷静で自信を持っており、似たようなプレースタイルで成功を収めてきた」とした上で、「イギリスは決勝までそのレベルを維持したが、日本は少し落ち着きがなかった」と解説した。

金メダルに届かなかったとはいえ、ロコ・ソラーレの放つ明るいムードが、不可解な採点やドーピング疑惑などで揺れる五輪を最後まで明るく照らしたことは確か。「自分たちのベストパフォーマンスではなかった分、もっとできると分かっているからこそ悔しさがたくさんあります」と吉田夕梨花は語り、藤沢も「今の気持ちは嬉しさ半分、悔しさ半分です」と会見で話していたが、獲得した銀は金に負けない価値あるものだった。

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文・SPREAD編集部


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