【MLB】MVPジャッジ満票、大谷翔平がまさかの0票 ESPNが賞レースを予測

エンゼルス・大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平が6日(日本時間7日)、本拠地でのデトロイト・タイガース戦に「3番DH」で先発出場。2試合連続本塁打を狙ったが、4打数無安打に終わった。21試合ぶりに出塁もなかったが、チームは延長戦の末、5ー4でサヨナラ勝ち。最後は途中出場のマグネウリス・シエラがサヨナラスクイズを決めた。

大谷とMVPを争うニューヨーク・ヤンキースアーロン・ジャッジはこの日、天候不順のためミネソタ・ツインズ戦が中止。54本塁打のままとなった。

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■シエラのサヨナラスクイズが決まる

先発左腕エドゥアルド・ロドリゲスと対峙した大谷の1打席目は、左直。2打席目は空振り三振。1点リードの6回1死走者なしで迎えた3打席目も右直に倒れた。同点で迎えた9回1死走者なしの4打席目は、救援右腕ジョー・ヒメネスの97.0マイル(約156キロ)直球に押し込まれ、左飛に倒れた。

この日は結局、4打数無安打に終わり、期待された2試合連続本塁打は出なかった。それでもチームは延長10回の末、シエラのスクイズでサヨナラ勝ち、2連勝となった。シエラは試合後、「バントは自分のキャリアに大いに役立つから、よく練習している」と話したが、その努力が実った完璧なバントだった。

ジャッジが試合中止、大谷が無安打に終わったことで、この日はMVP争いに関する話題が影を潜めるものと思われたが、米メディア「ESPN」が賞レースの予測を発表。現時点での“投票先”を17人の記者に聞いたところ、気になるMVPに関しては17人全員がジャッジに入れ、満票を獲得。大谷はまさかの0票に終わったという。

ただ、大谷はサイ・ヤング賞で2票獲得。1位は13票のジャスティン・バーランダー(ヒューストン・アストロズ)、2位は大谷と同じく2票を得たディラン・シース(シカゴ・ホワイトソックス)となった。

■サイ・ヤング賞獲得は大げさか

大谷に1票入れたESPNのトリスタン・コッククロフト記者は「オオタニは基本的に2021年よりもオールラウンドな活躍をしており、ジャッジがマリスを抜くという理由だけで、そして、(ジャスティン)バーランダーや(ディラン)シースといった投手が、オオタニよりも少し多く投げているというだけで、彼があらゆる賞レースから締め出されるというのは残念なことだ。オオタニのサイ・ヤング賞はそんなに大げさだろうか?」とコメント。

もちろん、同記者もMVPではジャッジを推薦している。しかし、大谷が無冠ということはあり得ないと考え、サイ・ヤング賞に推した形だ。記者たちも複雑な気持ちを抱えているようだが、MVPはジャッジ、サイ・ヤング賞はバーランダーが優勢となっていることは確かなようだ。

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文●SPREAD編集部


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