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【MLB】藤浪晋太郎、同級生2人にライバル心「大谷翔平、鈴木誠也と対戦したい」アスレチックス入団会見で抱負

【MLB】藤浪晋太郎、同級生2人にライバル心「大谷翔平、鈴木誠也と対戦したい」アスレチックス入団会見で抱負
オークランド・アスレチックスの入団会見に登壇した藤浪晋太郎(C)ロイター/USA TODAY Sports

阪神からポスティングシステムを利用し、オークランド・アスレチックスと1年契約を結んだ藤浪晋太郎が17日(日本時間18日)、本拠地オークランド・コロシアム内の球団事務所で記者会見を行った。日米メディアが会見の様子を伝えている。

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■「富士山のようにフジと呼んで下さい」

藤浪は会見冒頭、「(僕のことは)富士山のようにフジと呼んでください」と切り出し、米国でも知られている日本の最高峰を例に出し、英語で自己紹介した。これには同席した代理人のスコット・ボラス氏も「ベイエリアに富士山を持ってくるとはね。我々はまさに山を動かしている。今日は彼にとって特別な日だ」と笑った。

記者陣との質疑応答では、アスレチックス入りを決めた理由について「私を一番、評価、信頼してくれたからです」と明かした藤浪。アスレチックスと同じア・リーグ西地区でプレーするロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平について聞かれると「もちろん対戦は楽しみです。世界最高の選手のひとりですし、同級生ですけど楽しみにしてくれている日本のファンの方もいるので、チャンスがあれば思い切って勝負したい」と抱負を語った。

また、メジャーで勝負したい打者としても大谷と鈴木誠也シカゴ・カブス)の同級生2人の名前を挙げた。

■ダル、マエケンからアドバイス

ダルビッシュ有サンディエゴ・パドレス)や前田健太ミネソタ・ツインズ)からメジャーへの適応についてアドバイスを受けたそうで、日本とは変わるMLB公式球についても「現時点で特に問題はない」と手応えを口にした。

自身のストロングポイントについては「ファストボールとスプリットにはやはり自信を持っていますし、ファストボールのアベレージはメジャーでも速い方だと思うので、その辺りは自信を持っています。思い切って腕を振って勝負していきたいなと思います」と返答した。そのほか、「オオタニは女性ファンも多いが……」という質問には「負けないように」と返し、笑いを誘った。

藤浪は年俸325万ドル(約4億3000万円)プラス出来高100万ドル(約1億3000万円)という好条件で1年契約を結んだ。昨季ア西地区で最下位に沈んだチームを救えるか。ファンの注目度は高い。

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文●SPREAD編集部