開幕を明日に控えた野球の世界一決定戦ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を前に侍ジャパンは7日、オリックスとの最後の壮行試合に臨んだ。試合前まで無安打と調子の上がらなかった山川穂高は4回に大谷翔平の代打として登場すると初安打となるタイムリー。8回には待望の一発も飛び出し、復調をアピールした。
■村上宗隆もそろい踏み
2022年シーズン、パ・リーグ2冠の強打者が苦しんだ。それだけにホームラン後には、チームメートも歓喜、大谷にもバンザイが飛び出した。山川はベンチ前で「どすこいポーズ」を披露。スタンドも大いに盛り上がった。
侍ジャパンは、4番を外れた村上宗隆にも一発が飛び出し、セパの大砲が本戦を前にお目覚めを迎えただけに9日の中国戦に期待したい。
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文●SPREAD編集部